書くのが遅くなってしまいましたが・・・
21日に電車で2時間弱かけて、鹿児島市内の不妊に力を入れている鍼灸院へ行ってきました
初診は14時から16時のお昼休みの時間帯を利用して1日1人だけです。
予約を入れたのが6月で約1ヶ月半待ちました。
宮崎市内から通っている人もネット上でよく見かけますし、遠くは新潟から月1で通っている方もいるとか。
先生は愛知にいる頃に不妊センターと一緒に鍼灸の成果についての研究を発表されています。
不妊専門の鍼灸院と言っても過言ではない感じ。
実際先生とお話していても自信にあふれている印象です。
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まずは、先生が目指している鍼灸治療について説明を受けました。
私の解釈で簡単に言うと、
『妊娠できる身体、妊娠を継続できる身体、元気に子育てできる身体をつくりたい。
そのためには今のうちから母体の力を底上げしておくことが必要。
身体の機能などの理由の不妊は病院の先生にお任せしますが、妊娠できる身体をつくるのが鍼灸の役割。
例えば、(私の場合)人工授精、体外受精にチャレンジすることで、本来は不妊の理由はクリアできているはず。
それでも妊娠できないのは、身体ができていないから。』
という感じのお話でした。
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『妊娠を継続できる身体』についての補足です。
『染色体異常など胎児が原因のものは着床前診断とか、西洋医学の力を借りないと防げない。
自分が鍼灸で予防できるのは母体の力が足り無い場合の流産。
まずは妊娠する前の底上げを鍼灸で行う。
そして妊娠してからもできれば出産直前まで鍼灸で整えて、産後も元気な身体で子育てしてほしい。』というお話でした。
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そして先生が重要だと言っていたのがお散歩と遊ぶこと。
お散歩がなぜ妊娠するために必要かお話されました。
本当はもっと丁寧な説明があったんですが、私の解釈でいくと
☆お散歩について
『歩く⇒血流が良くなる⇒身体を動かすことで身体全体の機能が高まる。
この積み重ねが妊娠するための身体の余力を作ることになる。
長い時間歩き続けると、(ランナーズハイみたいに)脳からリラックスするホルモン?が出てくる。
それを味わうことでもっと歩きたくなるし、ストレスも緩和される。
少なくとも40分以上は続けて歩いて。
一日だいたい1万歩を目標に。』
☆遊ぶことについて
『不妊治療をやめたとたん、妊娠したという話がよくある。
これだけ治療を頑張っている時にそう聞かされても受け入れられないだろうが、
ストレスというマイナス分が無くなったら、その分妊娠するための余力が増えることになる。
だから、いっぱい遊びなさい。』
とのことでした。
『あなたが頑張ればいいのはお散歩と遊ぶことの2割ぐらい。
あとの8割は僕が頑張るから、安心してください。』と力強い言葉を先生は言ってくださいました。
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そのあと待合い室で書いておいたアンケートをもとに先生とお話しました。
今までの治療の経過などを細かく記入しながら、いろんなお話をされました。
途中、基礎体温表を見せたのですが・・・。
二層に分かれているけど、急に飛びぬけて高くなったり、変なギザギザが頻繁にあります。
そこも鍼灸で整えていくとおっしゃっていました。
あとは鍼灸は初めてか聞かれたので、漢方の診療所で毎回足の指に1か所だけ刺されることをお話しました。
『漢方は『お血』を取り除くのにとても有効だから続けるように。
鍼灸でも取り除くことはできるけど、ダブルでいった方が効果があがる。
足の指に1か所だけ刺すというのは、なかなかの上級者。
気功を扱ったりしっかりした知識のある方なので、安心して続けてください』とおっしゃっていました。
『漢方も費用がすごく高いところとかあるけど、大丈夫?』と聞かれて
『保険が効くので安いです。』
と答えると、
『保険が効くということはお医者さんなんだね。
しっかり診てもらうといいよ。』とおっしゃっていました。
熊本まで通っているという話をしたら、
『もしかしてあの先生?うちに通ってる子たちも結構行ってるよ』と教えてくれました。
鍼灸の先生、まずは自分の行っている治療に絶対の自信を持っている印象ですが、他の先生のことも良いものは良いと認めてお話されるので信用できる気がしました。
あと、『人工授精、体外受精と何度も期待と落胆を繰り返してきたのは、並大抵の精神力では耐えられない辛さだっただろう。
ここまで頑張ってこれたことに自信を持ちなさい。』と言ってくれました。
治療に対して前向きな気持ちを持たせてくれる先生でした。
とりあえずいっぱい書きましたが、先生とのお話だけで2時間ぐらい経ってました
そしてようやく実際の治療編につづく~。