初めての体外受精の結果が出ました。

ひとまずアメンバー記事で書いてから・・・と思っていましたがあせる

たぶんほぼ同じ内容になると思うし、今日の素直な気持ちを書き残したいので、オープン記事で書くことにします。

長文ですが、よろしかったらおつきあいください。

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結果は陰性でした。

先週の一次判定での陰性を受けて少しずつ心の準備を進めていましたが、それでもやっぱりショックでした。

記録もかねて、今回の流れを少し振り返りたいと思います。

2月6日
毎週土曜日カバサール服用開始

2月9日
hMGフジ注射スタート
クロフェミン5日間服用
卵胞を大量につくることをめざす。

2月14日
排卵を抑えるためにガニレスト注射の併用スタート

2月15日
採卵へ向けて午後9時半ちょうどにhCG注射

2月17日 
採卵
8個ある卵胞のうち、他の7個は卵を取り巻いている顆粒膜細胞に問題があり採卵ならず。
1個のみ採卵成功
プロゲストン注射スタート
デュファストン、プレマリン、バファリン81mg錠服用開始

2月18日
受精確認1個

2月20日
胚移植
7分割の胚を移植

2月27日
一次判定 陰性

3月3日
二次判定陰性
注射、薬の服用ストップ
カバサールのみ継続して服用

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まず、1個しか採卵できなかったショックを今も引きずっています。

正直言えば、8個しか卵ができていないこと自体もショックでした。

エストロゲンが2300を超えていたため(8個に対して1600あればOK)採卵を決行したのに1個のみの採卵結果となり、先生も『どうしても解せない』とおっしゃっていました。

卵を取り巻いている顆粒膜細胞に問題があったそうで、『空胞(卵胞はあっても中身の卵が入っていないこと)の割合が高い可能性がある』とのこと。

次回はそのことも考慮しながら誘発方法を変えて挑戦していくことになりました。

3月19日に卵巣の腫れが引いているかなどの確認と今後の治療計画を先生と立てる予定です。

4月はダーリンの仕事が忙しく、昨年も突発性難聴になるなどストレスが強い時期なので見送り。

5月末には兄夫婦の赤ちゃん誕生の予定。私の精神状態が良ければ2回目の体外受精にチャレンジ。

という予定を今のところ立てています。

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今の私は思っていたより落ち着いています。

もっと取り乱してブログ更新もしばらくできないかもと思っていましたが、先生とゆっくりといろんなお話することができて、前を向いていきたいという気持ちになっています。

今はダーリンも残業でいないので、気持ちの整理がてら書いています。

今日は先生に結果を告げられた時ショックで泣きそうになりましたが、こらえました。

先生自身も体外受精で授かっているそうで、『私も何度かうまくいかないのを繰り返して授かったので、今の○○さんの気持ちはよくわかります』とおっしゃってくださいました。

先生は本当にいつも優しくて、うわべだけではない心のこもったお話をしてくださいます。

先生や奥様も同じ道を通ってこられたからこそ、私たちの本当の辛さをわかってくださるんだと思いました。

不妊症と不育症の治療に力を入れている理由がわかった気がしました。

先生の口癖になっている『一緒にがんばっていきましょうね』という言葉に、いつもより力強く『はい、がんばりますっ!』と答えました。

胚移植前日に『なんとかお母さんになっていただきたい』という言葉をかけてくれた先生の気持ちに応えたい。

先生と一緒に頑張っていけることは本当に幸せだなぁと心から思います。

早くまた先生とがんばりたい。

そのためにこれからしばらくは身体づくりに励みたいと思います。

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今日はダーリン、職場が病院のすぐ近くなのでお昼休みに病院に来てくれました。

会計を待つ間、妊婦さんカップルがたくさんいるソファを避けて、離れたところのパイプいすに座って話しました。

結果を告げるとしばらく沈黙。

ただただ、手を握っていてくれました。

また二人でがんばろうと話しました。

ダーリンが仕事に戻り、一人で車を運転している時、マッキーの優しい歌声を聴いていたら涙が出てきました。

その時聴いていた曲は、お友達の死を悼みながらもあたたかい気持ちになれるような内容で、マッキーの実話を歌ったものです。

心が洗われるような時間でした。

槇原敬之 『Hey…』


今回、受精卵の写真を見ることができて、初めて自分の赤ちゃんの命が存在していることを意識しました。

病院の培養室に私たちの受精卵があると思うだけで、少しでも会わせて欲しいと願うような気持ちでした。

一度は私のお腹の中に戻ってきてくれた赤ちゃん。

お別れしちゃったけど、いつかまた戻ってきてね。

自分の赤ちゃんを腕に抱ける日を信じてこれからもがんばります。

応援してくださった方、気にかけていてくださった方、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。