9月6日のお出かけの様子の続きです
都井岬を出て海沿いをしばらく走っていると、偶然お祭りをしているところに出逢いました
これも何かの縁ということで寄ってみることに
以前写真を見て行ってみたいなぁと思っていた『火祭り』というものでした。
昔人々を苦しめた大蛇をお坊さんが火のついた松明で退治した様子を再現したお祭りです
『旧八月十五夜に、人々を救ったお坊さんの偉業をたたえて、豊作と明月を祝うことにした』そうです。
先端に火のついた縄状のものをぐるんぐるんに振り回し、高さ30メートルもある柱のてっぺんに作られた大蛇の口に見たてたワラ部分にめがけて投げます
見事に命中して火が着いて焼け落ちるとクライマックス
まずは神主さんが始球式状態で火縄を投げます
そのあとたくさんの男性が、高く投げるために火縄をぐるんぐるん回し勢いをつけ始めました。
初めて見る不思議な光景にダーリンも私も興奮
写真を撮ったり、地元の方と一緒になって「おしい~」などと盛り上がっていました。
数回は標的に当たり大歓声があがったのですがなかなか炎上しません
司会進行の人も掛け声をかけたり、子供たちにマイク越しに「お父さん、頑張って」と応援させたりして盛り上げます。
火を使っているだけになかなかデンジャラスなお祭りで、投げる方はヘルメット装着してます。
気付けば時間は21時を過ぎ、観客も少しずつ帰り始め・・・。
次第に運営側の焦りが濃くなってきました・・・
○○チームは○○作戦に移ってくださいとか、たくさん指示が飛び始めました。
最後には棒を倒して火を付けることになったようで、
重機が登場し、棒が深く埋められている地面を掘り始めました
う~ん、この時点で目が点になる私たち
目の前に広がる光景に身震いしました
たくさんいた観客もまばら。
軽トラも登場。
みんな怪我があってはいけないし、必死です。
結局火を着けるのに30分以上かかりました。
この時間がいちばんせつなかったです
火がついて良かった、本当に良かった
途中帰ろうかともチラッと思いましたが・・・。
地元の人がどんどん帰り始め片づけが始まる中、がんばるお父さんたちを見守らなければ・・・という気持ちでした
串間市最大のお祭り・・・。
私達の中では「グダグダ祭り」として入籍1年の記念日の思い出に刻まれました