昨日急に始まった断水騒ぎでしたが・・・結局なんてことなく終了しました。
ビビリすぎてお風呂や大量の鍋に貯めてしまった水を消費する方が大変だったという噂もあったりなかったり・・・。
何でこんなにビビリまくっているかといいますと
それは昨年の経験から来るものだったりします。
渡米してちょうど半年くらい経った去年の今頃・・・。
もぐってば不覚にも『帯状疱疹』なんてものをわずらったりして・・・。
だって女の子なんだもん的なデリケートな一面を覗かせた直後のお話なんです。
毎週金曜日の夜は家飲みデーなのでいつものように二人で晩酌を済ませ、床にごろんと横になってテレビを見ていました。すると・・・旦那ちゃんが突然立ち上がりお尻を指差して『びしょびしょ~w( ̄▽ ̄;)w』とか言うではありませんか。
驚いて旦那ちゃんのお尻を見てみると・・・。
お尻から太ももにかけてびっちょりとぬれています。
まさかの『失禁なのかっっΣ( ̄ロ ̄lll)』と脳裏によぎったりもしたのですが、アンモニア臭がするわけではなく、本人も全く酔っていないので、そんな感じではないようです。
寝転んでいたところをさわって見るとカーペットもぬれています。
そのままでは風邪を引いてしまうので着替えてくるように促します。
濡れたカーペットにバスタオルを引いて再びテレビを見始めます。
旦那ちゃんの体液が出たわけではないのに、嫁の執拗な『失禁攻撃』に納得がいかない旦那ちゃんは原因を究明しようと調査を始めます。食事の際に座っていた椅子を触ってみたりして、ここがぬれてる、そこがぬれてるとか言ってきては無実を証明しようと必死です。
しばらくして別の場所に移動して寝転んでテレビを見ていた旦那ちゃんが再び慌てて立ち上がり、またぬれちゃったと太もも部分を見せてきます。
『何っっ?』仕事のしすぎでとうとうストレスからお漏らししちゃったんじゃないかと正直心配になりますが、あまりにも床のあちこちがぬれているので、『こりゃおかしい』と二人で調べてみることにしました。
すると・・・。
なんということでしょう。
いつもは平らなはずの床があちこちこんもりと盛り上がっているではありませんかっっ。
今まで気付かなかったのかっっ。Σ( ̄ロ ̄lll)
そしてカーペットの奥のほうはほぼ全面湿っているではありませんか・・・。
パソコン等がぬれないようにと電化製品を高いところに移動し、二人でソファの上に避難します。
『こりゃ完全におかしいね』とようやく我が家の一大事を認識し、
翌日、朝一番で管理事務所に行き修理の人を手配してもらいました。
でも朝早く東洋人がやってきて『家の中から水が沸いてきて、あちこちに小さな小山ができている』と文字通り部屋の様子を説明するのですが、正直、受付のお兄さんにしてみればなんのことだか訳がわかりません(笑)
小一時間ほどで修理のお兄さんが来てくれました。
うちのアパートは古いので全体の部屋に水を通して冷やした空気をクーラーとして使っているのですが、その循環するべき水が漏れてしまったようです。
怪しいクーラーの内部です。超汚い。そしてむちゃくちゃ古い。
部屋半分の家具を二人でどかしてカーペットをはがしてもらいました。
そしてカーペットを一枚めくって防音マット?見たいなのにしてみるとあちらこちらに水のシミが出てくるではありませんか。お兄さんてばそのシミのひどい部分をカッターで切り取っておもむろにベランダに干しに行きます。
えぇ~再利用っっ、こんなに汚いのにぃ~・゚・(ノД`;)・゚・
クーラーから斜め左下へと木の床部分も湿っているのがわかります。
水をしみこんだ木が膨張して接着剤が剥がれ落ち、盛り上がって小山ができてしまっていたんですね~。
お兄さんは馴れた手つきで木の床をはがし始めます。
コンクリートと木の床の間には水が思いっきりたまっております。
水漏れって言うレベルではなく、はっきり言って水溜りです。
お兄さんはアメリカならではってくらいでかい業務用掃除機で水を吸い込んでいきます。
吸い込むだけ吸い込んで、これまたでかい業務用の扇風機をカーペットの下にもぐりこませ、風を送って床とカーペットを乾かす作戦に出ました。隣の部屋も水漏れがあったのですが、隣ははがさずにこれまた掃除機でカーペットの上から水を吸い取って終了です。結局、作業はこれだけで、月曜日の朝にはがした木の床の修理をしに来るとだけ伝えて帰っていきました。
ところがどっこい、隣の部屋の水漏れは全然止まらず、結局旦那ちゃんが今見ていた工程を真似してカーペットをはがして見ると・・・思いっきり水漏れしておりました。我が家の強力掃除機で水を吸い取ってみるとたぶん10ℓは取れたと思います。この部屋は寝室なのでベッドの足に水が浸みてとても悲しいです。
ほとんどの作業は旦那ちゃんがしていたのにもかかわらず、もぐはぶつぶつの件(帯状疱疹どころではなくなった)もあってなんだかぐったりしてしまいます。帯状疱疹も水疱瘡だし、なんだか水周りの災難に見舞われています。
あけて月曜日。
乾いたのを確認するとお兄さんはおもむろに板を打ちつけ・・・。
外に干してあった防音カーペットを元に戻しっっ
だから嫌だってぇ~。 ・゚・(ノД`;)・゚・
でかい掃除機&カーペットクリーナーでカーペットを洗って・・・
ってかその前に靴を脱いでくれぇぇぇ~ ヽ(T-T )ノ
笑顔で去っていきました。
ゆるい・・・ゆるすぎる。
家具にシミが入ったり、この二日間不便な思いをしたことに対しての侘びだのさびだのは一切ございませんっっ。
なんかもう、日本では絶対にありえなさ過ぎて笑えてきます。
このゆるーい対応こそが『welcomeアメリカ』なのでしょう・・・。
そういえばこんなことも → アメリカ社会のゆるさ加減
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ビビリすぎてお風呂や大量の鍋に貯めてしまった水を消費する方が大変だったという噂もあったりなかったり・・・。
何でこんなにビビリまくっているかといいますと
それは昨年の経験から来るものだったりします。
渡米してちょうど半年くらい経った去年の今頃・・・。
もぐってば不覚にも『帯状疱疹』なんてものをわずらったりして・・・。
だって女の子なんだもん的なデリケートな一面を覗かせた直後のお話なんです。
毎週金曜日の夜は家飲みデーなのでいつものように二人で晩酌を済ませ、床にごろんと横になってテレビを見ていました。すると・・・旦那ちゃんが突然立ち上がりお尻を指差して『びしょびしょ~w( ̄▽ ̄;)w』とか言うではありませんか。
驚いて旦那ちゃんのお尻を見てみると・・・。
お尻から太ももにかけてびっちょりとぬれています。
まさかの『失禁なのかっっΣ( ̄ロ ̄lll)』と脳裏によぎったりもしたのですが、アンモニア臭がするわけではなく、本人も全く酔っていないので、そんな感じではないようです。
寝転んでいたところをさわって見るとカーペットもぬれています。
そのままでは風邪を引いてしまうので着替えてくるように促します。
濡れたカーペットにバスタオルを引いて再びテレビを見始めます。
旦那ちゃんの体液が出たわけではないのに、嫁の執拗な『失禁攻撃』に納得がいかない旦那ちゃんは原因を究明しようと調査を始めます。食事の際に座っていた椅子を触ってみたりして、ここがぬれてる、そこがぬれてるとか言ってきては無実を証明しようと必死です。
しばらくして別の場所に移動して寝転んでテレビを見ていた旦那ちゃんが再び慌てて立ち上がり、またぬれちゃったと太もも部分を見せてきます。
『何っっ?』仕事のしすぎでとうとうストレスからお漏らししちゃったんじゃないかと正直心配になりますが、あまりにも床のあちこちがぬれているので、『こりゃおかしい』と二人で調べてみることにしました。
すると・・・。
なんということでしょう。
いつもは平らなはずの床があちこちこんもりと盛り上がっているではありませんかっっ。
今まで気付かなかったのかっっ。Σ( ̄ロ ̄lll)
そしてカーペットの奥のほうはほぼ全面湿っているではありませんか・・・。
パソコン等がぬれないようにと電化製品を高いところに移動し、二人でソファの上に避難します。
『こりゃ完全におかしいね』とようやく我が家の一大事を認識し、
翌日、朝一番で管理事務所に行き修理の人を手配してもらいました。
でも朝早く東洋人がやってきて『家の中から水が沸いてきて、あちこちに小さな小山ができている』と文字通り部屋の様子を説明するのですが、正直、受付のお兄さんにしてみればなんのことだか訳がわかりません(笑)
小一時間ほどで修理のお兄さんが来てくれました。
うちのアパートは古いので全体の部屋に水を通して冷やした空気をクーラーとして使っているのですが、その循環するべき水が漏れてしまったようです。

怪しいクーラーの内部です。超汚い。そしてむちゃくちゃ古い。
部屋半分の家具を二人でどかしてカーペットをはがしてもらいました。

そしてカーペットを一枚めくって防音マット?見たいなのにしてみるとあちらこちらに水のシミが出てくるではありませんか。お兄さんてばそのシミのひどい部分をカッターで切り取っておもむろにベランダに干しに行きます。
えぇ~再利用っっ、こんなに汚いのにぃ~・゚・(ノД`;)・゚・

クーラーから斜め左下へと木の床部分も湿っているのがわかります。
水をしみこんだ木が膨張して接着剤が剥がれ落ち、盛り上がって小山ができてしまっていたんですね~。
お兄さんは馴れた手つきで木の床をはがし始めます。
コンクリートと木の床の間には水が思いっきりたまっております。
水漏れって言うレベルではなく、はっきり言って水溜りです。
お兄さんはアメリカならではってくらいでかい業務用掃除機で水を吸い込んでいきます。

吸い込むだけ吸い込んで、これまたでかい業務用の扇風機をカーペットの下にもぐりこませ、風を送って床とカーペットを乾かす作戦に出ました。隣の部屋も水漏れがあったのですが、隣ははがさずにこれまた掃除機でカーペットの上から水を吸い取って終了です。結局、作業はこれだけで、月曜日の朝にはがした木の床の修理をしに来るとだけ伝えて帰っていきました。
ところがどっこい、隣の部屋の水漏れは全然止まらず、結局旦那ちゃんが今見ていた工程を真似してカーペットをはがして見ると・・・思いっきり水漏れしておりました。我が家の強力掃除機で水を吸い取ってみるとたぶん10ℓは取れたと思います。この部屋は寝室なのでベッドの足に水が浸みてとても悲しいです。
ほとんどの作業は旦那ちゃんがしていたのにもかかわらず、もぐはぶつぶつの件(帯状疱疹どころではなくなった)もあってなんだかぐったりしてしまいます。帯状疱疹も水疱瘡だし、なんだか水周りの災難に見舞われています。
あけて月曜日。
乾いたのを確認するとお兄さんはおもむろに板を打ちつけ・・・。

外に干してあった防音カーペットを元に戻しっっ
だから嫌だってぇ~。 ・゚・(ノД`;)・゚・

でかい掃除機&カーペットクリーナーでカーペットを洗って・・・
ってかその前に靴を脱いでくれぇぇぇ~ ヽ(T-T )ノ
笑顔で去っていきました。
ゆるい・・・ゆるすぎる。
家具にシミが入ったり、この二日間不便な思いをしたことに対しての侘びだのさびだのは一切ございませんっっ。
なんかもう、日本では絶対にありえなさ過ぎて笑えてきます。
このゆるーい対応こそが『welcomeアメリカ』なのでしょう・・・。
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