先週、ESLでの日本文化の説明は終わったのですが、律儀なお友達は皆に約束しちゃったからと『巻き寿司』を作って来てくれることになりました。

奥様ったらベテランなのでなんと『日本茶』も付けてくれるんだそうで、紙コップが足りないといけないからと『もぐにも持ってきて』とヘルプの電話をかけてきました。今週で今年のESLも終わりなのですっかりやる気のなくなってきているもぐにしてみれば奥様の電話をもらったことで『今日、頑張って行けば寿司が食べられるぅ( ̄¬ ̄)』と前向きにもなれるっていうものです。

いつものように旦那ちゃんのご飯を作り、アパートの前で待ち合わせをしていざ出発しようと思ったら、携帯にまたまた奥様からの着信が!!『どうしたのかしら』と思って電話に出てみると、なんと今度は旦那様の方からお電話がありました。なんでも奥さまったら急ぎすぎて『わさび』『醤油』を忘れてしまったとのこと。それを連絡しようと携帯に電話をしたら隣の部屋から聞こえてきたとのことでひとまず私に連絡をしてくれたのでした。お友達ったら美人で身長も高くって、第一印象は緊張してしまうくらい『大人の女キスマークの雰囲気かもし出しちゃっているのですが・・・ところがどっこい彼女もまた『おとぼけモード』を搭載しております。あんなに美人で天然入ってるなんてほんと愛すべきキャラクターのなにものでもありません。その上面倒見がいいのですから旦那様は幸せものだと思います。

そんな旦那様からは『家に戻ってきたらとお伝えください』との伝言を賜ったのですが、それもなんだか味気ないわと、一旦家に戻ってもぐのわさびと醤油を持っていくことにしたのです。面白いので『ガリ』一緒に持って行くことにしました。( ̄▽ ̄)ESLに到着するとやっぱり奥様が『お忘れ物』に気付いてなくて、満面の笑みで醤油とわさびをちらつかせるもぐなのでした。奥様曰く『家族のご飯用にテーブルに持って行っちゃったから忘れちゃったぁ』だそうなんですが、なんともお嫁さん的発想ですよね。まずは家族用にと最優先でテーブルに持っていく様子が想像できて笑えます。なんだか姉を思い出しました。

奥様の巻き寿司なんですがこれが美味いっっ(o^∇^o)
    千年寝坊助
アボカドレタスカニカマたまごと彩りもさることながら、本格的なカリフォルニアロールでとっても美味しいのですよ。カメラを忘れてしまったので、いただいて帰ってきた旦那ちゃん用のお裾分けを写真にとって見ました。一緒に玄米茶(抹茶入り)までいただいて帰ってきちゃいました。アメリカに住むなら巻き寿司の技術は必須事項だなと痛感しました。( ̄▽ ̄)。o0○

さっそく皆で食べるのですが、箸とフォークが準備されていて(ほんと気遣いが流石!!)、メキシコ人の女の子と、ウクライナ人の男の子、トルコ人のおじさんがチャレンジしてました。(もちろんアジア人は迷わず箸を使ってました。)先生も親日家なので上手にフォークで食べてましたよ。10人強で巻き寿司2~3個だから醤油は3㎝くらい入ってればいいかな~なんてもぐってば適当に醤油を入れていったのですが、凄いよ皆~(/へ\*)、巻き寿司がだばだばになるくらい醤油かけてましたよ。写真ではわかりにくいですがほとんど残ってません。やっぱり味が濃い方がいいのですね~。

しかも驚くかな、皆、普通にわさび使ってました。ウクライナ人に至っては『同じような味のスパイスが自分の国にもある。懐かしい。どこで売っているんだ』と郷愁に浸っておりました。ガリも生姜が健康にいいと知っていてアメリカ人も食べてました。玄米茶も好評でした。抹茶入りなので香りもよくて私も美味しいと思いました。トルコ人のおじさんは奥様が使っていた急須と同じ形のものを家で使っているらしく『トルコでも同じだよ。』と共通点を見つけて喜んでおりました。遠い異国の地で、全く違う国の人間が同じもの使っているの見たら嬉しくなる気持ちはわからなくもないです。大変美味しく楽しい時間を過ごすことができました。


おんなじ日に発覚したことなんですが・・・。

このESLには今年の2月くらいから通い始めているのですが、実は登録制だったらしいのです。お友達について『ふらふら~』っと連れて行ってもらってから通い始めた私はどうやら未登録だったようです。ほんとは最初にテストがあって、登録をして登録料10ドル払わないといけないようです・・・あはは。踏み倒してました。そんな未登録の私が旦那ちゃんの職場の同僚に紹介とかしちゃって、連れて行っちゃったりしたのですから笑えます。今まで全く問題なかったのですけどね。このいろんな仕組みがゆる~くできていて、運用自体もさらにもっともっとゆるゆるなアメリカならではの出来事だと思いました。


このゆるさにどっぷりなれてしまったら、きっといろんなことがしっかりした日本を息苦しく(*´ο`*)=3感じるようになるのかもしれませんね。


あと数年もしたら日本では生きていけない身体になるかもしれません。