祖父の手紙 | 菫さん 日常徒然記

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日々の些細な事を綴ってます。ネットが普及し情報が多いからこそ自分軸で書いてます。
アラフォー、会社経営、独身、両親は既に他界している。

祖父が戦争の事を綴った自伝がある。

母から受け取り読んでいない内に兄に渡したので未だにきちんと読んでいなかった。


数日前にネットで祖父の事をエゴサしたら出て来た。そしたら、ある図書室にあるのを知って連休中に行けたらな〜と思っていた。


そして、今朝。

昨日0時過ぎには気絶寝して起きて10時頃。

やべ、9時間は寝たじゃん!凄いスッキリ!


そして、洗濯物は無いからのんびりドラマを観ながらとりあえず、朝昼兼用ご飯を食べた。


12時になる頃、さて!出かけるとするか!1人で家に居ても寂しくなるし、不安にもなるし!


向かうは、九段下。

今日は、曇り空でお出かけの服装を調べてから着替えたけど昨日と打って変わってなかなか寒いぞ!昨日は、暑すぎるだろうと出かけ無かったけど…。


向かう時に途中から地下鉄に変わる沿線に乗れば良いのに違う列車に乗ったから途中で乗り換え。


いつと靖国神社に行く時に地下鉄駅の降り口では行かないので市ヶ谷で降りるけど、今日は九段下。

靖国神社に近い場所だけど、歩くには歩くから九段下へ。


地下鉄から地上に出たらすぐで、あら近い。何度か気になっていた建物でまさか祖父の本があるなんてね。


昭和館


着いてアレコレ慣れない場所で色々と手間取る。何故か常設展のチケットを張り切って買って、エレベーターで向かうも…あれ?図書室に行きたかったんだけど?


案内の人に聞いて、図書室に向かって図書室には、閲覧する為のカード作りと荷物のサイズ規制があってコインロッカーを使用する事に。


で、小銭がねぇ!さっきチケット買う時にお釣りが出る方が良かろうとか考えてたのにIC払い出来るならとピッとして100円玉が無い。


1階に降りて、両替をしてまた図書室に。

手続きして、やっと手にした祖父の自伝本。


椅子に腰を掛けてページをめくると祖父の手紙らしきものを発見!送った人への手紙で、その紙が原稿用紙だった。

私も知っている祖父の愛用のものだ。


こりゃ、家族なんだからと有難く回収させてもらう。凄い貴重。


そして、読み始めてから1分と経たず、涙が溢れ、鼻水も…。

ロッカーのリュックにタオルもティッシュも入っていて涙と鼻水を着てきたシャツで拭う。


私、風邪気味、花粉症張りのすすりで誤魔化していたが、嗚咽しそうな位に泣きそうになる前に一部をコピーして返却して、図書室を出て来た。


あかん。その後、展示物を見て、靖国神社に寄り帰りました。


帰宅してご飯を食べていても想いが高まり泣けた。


兄にあの本を貸してもらおう。


昨日が、祖父の命日だったから何だか、妙な気分ではあるが、祖父の筆跡の手紙を手に入れて嬉しかった。


お金では買えない宝物だ。