登りました!
ずいぶん前に何度も通った苗場スキー場
頂上には湿原が広がっているんだよね!と、頭の中は行ったことのある
昔のスキー場を大きく膨らませて、いよいよ出発です。
和田小屋登山口 10時15分 さあ出発だ!
台風の直後で足元が濡れているが、特に滑りやすい所もなく
ヤッホー! 登山は順調に始まった。
すぐにごろごろ石が続き、所々にゆるい階段状の木道の足元。
昨日の雨が、石の間を小川のように流れて来る。
周りは霧が立ち込めて、全く何も見えない と言っても、
足元しか見てない私には、ほとんど関係はないが、
途中の花々に癒される。
下を向きがちに咲いている。
こんなところにも、ミツバチが蜜を吸いに!
次回の登山に向けて、
花図巻の調達をしなくてわね。
今日初めて会った、リーダーRちゃんの友人 MちゃんとPちゃん
張り切ってるし、若い! 私にはRちゃん同様頼りになる。
これって「初級の私向けじゃないよね?」 大爆笑になる。
私は、時々Rちゃんが私に「このくらい頑張れるでしょ!」と
励ましてるんだと思うようにしたが、キツイ! キツイ!
そんな大変な中、お花たちが次々と「こんにちは!いらっしゃい!」と
迎えてくれた。 これは、トリカブトかな?
下、中、上の芝を過ぎて、神楽峰を超えると下り坂、
大変な私は、「え~!登ったのに何で下るの~」と泣き言を、大声で叫ぶ。
ここでまた、これって「中級向けの山でしょ?」みんなが大爆笑!
やっと登りはじめたが、
あれ?この峰の向こうにもっと高い山が、霧の晴れ間から見えた。
まだまだ山頂は遠い。
下の芝で、昼ごはんをご一緒した我々より年上と思われる3人組は、
後ろ姿も見えないので、相当熟練した方々のようだ。
頑張るしかない。
山頂は大平原の湿原地帯。
ようやく、5時55分到着 がんばったね~
思わず涙がこぼれてしまった。
今夜は山小屋初体験
「遅いから心配してました」と、下の芝でご一緒した方々に迎えられた。
フロント、配膳台兼お土産屋さんです。
天気予報が、晴れから雨に変わり残念な気持ちになったが、
翌朝5時の日の出に期待をして、9時消灯。
ワーイ! 女神さまが微笑んでくれました。
山頂でのご来光を初めて見ることが出来た。
登った人だけが経験できる朝日を浴び,手を合わせる行為が、単純に嬉しい。
今日は7時15分の出発
その前に、山頂標の前で記念写真をパチり!
予報通り、ポツポツ雨が降り出した。
湿原の木道を歩くのは、とても嬉しかったが、あのごろごろ石道を、
またひたすら歩かないと帰れないのだ。
昨日と違い霧が晴れて、山々の折り重なる稜線がすごくきれいで、
振り返ると苗場山が、眼下には、田代湖が見える。
時々雨がやみ、頑張ろうと自分に言い聞かせながら歩く。
お花畑のいろんな花たち 「さようなら」。
上の芝で休憩、行動食をいろいろ持ってきて良かったね~
食べると元気になるよね。
でもなんだか力がわいてこないような気がして、
またまた、「中級でしょ?」 みんなが大爆笑!
雨ふりの下り道は、かなりの小川状態で、
大声を出して、元気を振り絞って歩く。
もうすぐだよ!と声を掛け合いながら、励ましをもらいながら
怪我もなく良く下山できたが、へろへろ状態の私。
和田小屋登山口、1時半到着
みんなありがとう!
下山中23人と出会い、4人の方が私たちを追い越し下山していった。
走るように登る姿は、すごい!というしかない。
懲りてない自分がいることに、ビックリすると同時に、褒めたいと思う。
筋肉をつける体操を充実していかないと、衰えるのは速いからね!
早起き体操も頑張るわよ!
苗場スキー場が、苗場山登山と全く違う場所だということに、
下山してようやく気付き、スキー場の頂上は何山? 気になります。
Rちゃん、もっと私向けの山を探してね!