いよいよ今日は国境を越えてヨーロッパ大陸、フランスへ 大げさだね!
朝から、こころウキウキ~
と言っても、ドーバー海峡を越えるフェリーに乗るのは、夜8時。
昼の長いロンドンでは、観光が充分に出来る!というわけで
今夜乗船する「ポーツマスハーバー」と同じ方向、
ロンドン市内から南西方向に位置する、
世界遺産「キューガーデン」 と、となり街「リッチモンド」へとでかけた。
「タワーヒルでUGに乗れば直行!」と昨夜S君にアドバイスを貰っていたので、
今日一日の楽しみを妄想しながら、電車に乗っていた。 が・・・
Rちゃん 「行き先が違う?」 「乗り換えろっていってる?」
だって駅員に聞いて「OK、これだ!」と指さしたよね。 不安になった
途中で右方向へ曲がるケンジントン(?)方面らしい。
英語が分からない私にも「チェンジ ケンジントン」の単語は聞こえた。
この駅で電車を確認し、リッチモンド行きに安心して乗った。
Rちゃんのヒアリング能力には 脱帽! さすがです。 ありがとう!
電車はレンガ作りの工場のようなところ、古い壊れかかった建物、
いかにも下町(私が思う)所を抜けて、郊外の芝生が広がる農村地帯へと
走っていた。 馬が飼われている!
イギリスでは、羊の群れしか見てない私は少しびっくりしたが
競馬の国に馬がいて当然だ。
あっという間にキューガーデンへ到着した。
思ったほど大きな駅ではないが、イギリスらしいブルーの色使いが爽やかだ。
先ずはは駅前で、ランチ用のパンと飲み物を買って少し歩く。
昨日までの天気とは大違い、突然の夏がやって来たようで日差しが痛い。
美味しそうなパンが並んでいて、
露天のパン屋さんがヨーロッパらしくて嬉しい!
心配して持ってきたダウンが、お荷物に見えるね。
さすがキューガーデンのおひざ元、きれいな街並みが続く。
このような街中を少し歩いて(10分くらいだったかなぁ) 到着。
チケット売り場で「コネクションだね」 と、私
その後、Rちゃんは笑顔になり「THANK YOU」 私は分からず「なにごと?」
「シニアで!」 「えっ 若い! 見えませんよ!」 と窓口でのやりとりがあり
「きゃーうれしい!」大はしゃぎの私たちは、笑顔のままで入場した
ルンルン
広~い 広~い
歩こう! あの有名なガラス張りの建物がはるか向こうに見えたが、
しばらく歩くと、デーンと目の前に現れた。
写真でみていた、ガラス細工船のような形が見えた時の嬉しさ!
世界中の植物、原種が集められているキューガーデンの素晴らしさは
NHKの番組で知っていたが、この目で見ることが出来るんだ!
それにしても、すごい暑さ!
ガラス張りのこの中も、当然ものすごく暑い! 水を飲む 飲む・・・・・・
ゆっくり回って、珍しい植物にも出会う。
ミツバチも美味しそうに、のんびり蜜を吸う
子供たちも充分楽しめるように
cafeの側に建てられた可愛いお家!
モンキーパズル(アルゼンチンの木) のっぽで首が痛くなりそう!
JAPAN・ガーデンでは、
日本のお庭では、あまり見られなくなっている「日本桜草」が群生していた。。
他にも 「いずれがあやめかかきつばた」・・・日本の花々が咲き誇っている。
園内をのんびり散歩中のクジャク
存分に歩きまわったが、半分どころか4分の1も回り切れてない。
リッチモンドへも行くつもりなので、そろそろ出よう。
バス停に近い出口を聞こうと、売店へ行くとラッキーなことに
日本人の店員さん(?)がいて、あれこれ説明もして頂き「あ~良かった~」
「じゃー○○出口へ行こう!」と歩きだしたとたん、
「だめだよ!ロッカーの荷物を取りに行かなくちゃ!」とRちゃん!
彼女はいつも冷静だ。
入場した門を出て、向かい側にあるバス停で待つ。
そこには地元のステキなおばあさま3人連れ。
このバスでリッチモンドへ行けることを聞いて、またまた一安心。
どこから来たのか、ホリデーなのかetc どこの国のお年寄りも同じだ。
二階バスに乗り、素晴らしい景色や街並みをうっとりと眺めていた時、
突然下から大声で「リッチモンドステーションだよ」と何度も叫んでくれた。
「まだ時間がある」と思っていた私たちは、半分仕方なく一緒に降りた。
「ありがとう!」握手で別れた。
バスの車窓から
どこもレンガ積みのステキな街並
それが「本当のありがとう」 になった。
というのは、フェリーに乗る、ポーツマスハーバーへは一度ロンドン市内へ戻り
ウォータールー駅で、直行電車に乗らないと行けないことが判明。
窓口でフェリーの時間を告げると、親切に往復電車の時刻表を印刷してくれ、
「すぐに引き返しなさい!」 私たちはホームで待ってる電車に乗った。
あれだけ電車網が発達して、線も引いてあるので乗り換えれば良いと
早とちりをしていた私の甘さが出た。
冒険の始まりはここから始まっていたのかもしれないと、今になって思う。
かなり快適な電車(特急だったかも?)でポーツマスハーバー駅へ到着した。
ワァオー すごい 船 船 船 港だもの当たり前!
元軍港に停泊している大型船、ヨット、もちろんいろんな船がきれいに並び、
駅前もすぐ海で、潮の香りがする。
フエリー乗り場までは、「少し距離があるが歩けた」とブログリサーチ済み、
4,5分歩いて日焼けした地元のおじさんに乗り場を聞くと、
「歩いては遠すぎるよ、TAXに乗りな!」と言われ、また駅前へと戻る。
10分以上乗車、そりゃ無理でした。 またもや私の甘さが・・・
直ぐにチケット確認。
あああ~ 良かった! 印刷物を見せると、小さなチケットを渡された。
インターネットはすごい!
これでいよいよ M・S・Mへいくのだ~
乗船直前にパスポートを出し、出国手続きを済ませ、
時間通りに出航! ワクワク ルンルン
つづく
11,708歩