子供達へ報告 | こうめブログ

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何気ない日常での事や家族とのやりとり等をマイペースに書いていきます♪

妊娠陽性反応が出た時から主人と相談してた。


「子供たちにはいつ話そうか?」ってこと。


ウチの息子、長男くんが小学五年生、次男くんが小学3年生。

随分前から「弟でも妹でもどっちでもいいから欲しい」と言っていて、2人で名前まで決めてたりして····


友達の弟や妹と会う度に、とっても可愛がって周りのママ友から「めちゃくちゃ良いお兄ちゃんになるよ!頑張りなよ~」と言われていた。


私たち夫婦は自然に授かればいいねスタイルだった為、次男が生まれて9年後に今回授かることが出来た。


夫婦で「きっとすごい喜ぶよね(笑)」「もう可愛くて学校行かへんとか言い出すんちゃう(笑)」等と想像していたが、もしもの事を考えて母子手帳もらった時にケーキを買って報告しようかと言う事になった。


結果、母子手帳はお預けのまま流産してしまった。

夜中の病院の帰りにシーンとした車の中で私が「子供たちにはどうしよっか」と切り出す。

主人は「ほんの少しだけでも来てくれたんやもん。ちゃんと伝えようか」と。


そのまま朝を迎え、子供たちは普通に起きてくる。

「おはよー、お母さん、お腹大丈夫?まだ痛む?」と心配してくれる2人。(腹痛で安静とだけは言っていた)


とりあえず普通に朝ごはんを済ませてから話をした。


「あのね、お母さんのお腹に実は赤ちゃんきてくれたんよ。だけど、昨日の夜中に出てきちゃってダメだった」

主人の精一杯の言葉。

すると2人共、泣きしだした。特に長男くんは大泣きレベル。


「ごめんね、辛いよね。こんな話してごめんね」

と言うと、長男くんは「お母さん·····辛かったよね·····」と。それから最後のエコー写真をじーっと見ながら「少しの間でも、お兄ちゃんになれて嬉しかった」と。


正直、驚いた。そんな事言うなんて思ってもなかった。

まだ小学生で実感としてわかないだろうし、赤ちゃん出るって何?ぐらいだろうな思っていたから·····


次男くんは「赤ちゃんきてくれただけでもすごいもんね!またきてほしいなー。妹やったんかなー」と。


この2人の言葉に私と主人はとっても救われた。

打ち明けてよかった。みんな待ち望んできてくれた赤ちゃんだったと改めて実感できた。


そして最後に「今度は赤ちゃんが分かった時点でちゃんと教えてよね!!」と長男くんに怒られた(笑)


そして最後のエコー写真。小さな胎嚢の中にボヤっと写る赤ちゃんらしきものが写っていて、大きさ6.1mmと書いてある。


みんなに「このエコー写真どうしよっか。辛い思い出でもあるからお母さんどうしたらいいか·····」と聞くと「もちろん大切に置いておく!家族やんか!」と長男くん。それに頷く次男くんと微笑む主人。


ちゃんと置いておくことに決めた。亡くなった実母の写真立ての中に入れておくことにした。



何気ない日常を書いていこうと始めたこのブログ。

今日流産を初めて経験して、今日こういう家族の繋がり方も初めて経験した。

同じ経験はもしかしたらまたあるかもしれないけど、今日の経験は今日しかないと思い、残すことに決めた。


正直、寝転がってるだけでボーッとしてるだけだと涙が止まらないので、こうやって手を動かしている方が気が紛れるというのも本音。


まだ、お腹も少し痛むし出血のせいか、フラフラもする。明日には少し良くなるかな。