つい最近、竹製のテーブルを買いました。

ソファでパソコンをする用に、少し低めの小さなテーブルです。

 

届いた箱を開けてみると、天板や脚、組み立て用部品が丁寧に梱包されていて、組み立て図と一緒に手紙も入っていました。

 

まず、その手紙に目が留まりました。めちゃくちゃ違和感のある日本語だったからです。読んでみると、あきらかに外国の方が書いたことが見て取れました。何が言いたいのか理解しようと一生懸命に読みました。というより、響きが面白くて、半分面白がって読んでたんです。が、読み進めていくうちに、ジーンと心が温かくなって、この会社の精一杯の誠意が伝わってきました。

 

↓手紙の実物です

 


言語を学んでいると、目指すはネイティブスピーカー。完璧に話せたり書けたりするようになりたいと思ったり、間違うことが恥ずかしくて、なかなかコミュニケーションがとれなかったりしますよね。


でも、この手紙を見た時、果たしてその必要はあるんだろーかと感じました。もしこの手紙が完璧な日本語で、完璧に日本風に書かれていたら、私はただ淡々と読んだだけで、心に残ることも、誠意を感じることもなかったんじゃ。。という気がします。不自然な日本語で、日本人なら書かないようなことが書かれてあったから、伝わるものがあったんじゃないかと。

 

みなさん、自分なりの韓国語を堂々と話そうじゃあ~りませんか。つたなくても発音が少々おかしくても、きっと韓国の方々には、ほほえましく受け取ってもらえると思います。それが味や個性となって、完璧に話せることの何倍もの魅力になるかもしれません。