みなさんは、キソカンさんをご存知でしょうか。

K-POPを使って独学で韓国語をマスターされ、ツイッターやYouTubeで、とてもわかりやすく韓国語レッスンを展開されている方(普段は高校の国語の先生だそう)です。

 

そのキソカンさんのセミナー「K-POPで韓国語 in 大阪」に参加してきました。

 

初めてナマで拝見したキソカンさんは、想像よりずっと若くてイケメンさんでした。背が高くて、声が低くて、オシャレで、見た目もK-POPスターのような、とても国語の先生には見えなかった~。高校の生徒さん達がうらやましい。キソカン先生に教わってたら、私ももっと読書が好きになってたかも

 

セミナーの内容は、キソカンさんの勉強法を、参加者全員で一緒にワークしながら学ぶというもの。いろんなK-POP曲の歌詞と映像を使って、単語や文法や発音まで。すべてが興味深くて、2時間のセミナーがあっという間の1時間くらいにしか感じませんでした(^^♪ 

 

中でも、目からウロコだったのが、文法を細かく知ることで、歌の主人公の心情までもを深く知ることができるということ。ゆる~く学んでいる私は、これまで、文法はなんとなくわかってればいいと思ってましたが、ちゃんと勉強したくなってきました。

 

というのも、例えば、韓国語で「~(ミョン)という言い方がありますよね。「~なら」とか「~だったら」にあたる表現ですが、この「~(ミョン)」の~部分に何が来るかでニュアンスが変わるらしいのです。語幹が来たら「必然性」、ハンダ体だったら「実現の可能性が低い仮定」というふうに。 

 

例をあげると、語幹+(ミョン)は、春が来たら花が咲きますとか、今日時間がないならまた今度会いましょうとか。〇〇すれば□□になる、という必然性。これは私も理解してました。というか、これだけだと思ってました。


問題は、ハンダ体+(ミョン)です。キソカンさんが例に挙げられたのが、BIGBANG(ビッグバン)のIf You(イフユー)という曲の中の一節。아직 너무 늦지 않았다면 우리 다시 돌아갈 수는 없을까(アジンノム ヌッチアナッタミョン ウリタシ トラガルスヌノプスルカ)「まだ間に合うなら、俺たちあの時に戻れないか」。

 

この아직 너무 늦지 않았다면「まだ間に合うなら」の않았다면が、ハンダ体+で、実現の可能性が低いことを表してる。つまり、この歌の主人公は『俺たちまだやり直せるかも』ではなく『俺たちもう絶対やり直せない』という気持ちでいるってわけです。

 

セミナー後、家に帰って今まで覚えた曲の歌詞を見直してみました。ハンダ体+、たくさんありました。で、決心しました。文法、気ぃ入れて勉強します!!!!

 

 

それから、このセミナー、私の中でめちゃくちゃ盛り上がったのが、キソカンさんが題材に使われた曲が、私の好きな曲とたくさんカブっていたこと。もう嬉しすぎて大声で歌いそうになりました( ^)o(^ )♪♪

 

例えば、Fly to the Sky(フライトゥザスカイ)の가슴아파도(カスマパド)「胸が痛くても」とか、Monday Kiz (マンデーキッズ)の가을 안부(カウルアンブ)「秋の安否」とか、キム・ドンリュルの취중진담(酔中真談)のことも話されてた瞬間には、テンションマックスになりました。


キソカンさんセミナー、ぜひ第二弾もやっていただきたいです。そして、懇親会が、カラオケだったらいいなー´艸`)

 

 キソカンさんのツイッターは→こちら

普段は自動で韓国語のワンポイント的なものを上げられてますが、つぶやきやお知らせやセミナーの案内などもすべてここから発信されています。

 

キソカンさんのYouTubeチャンネルは→こちら

韓国語を習い始めるときにとてもいいと思います。かゆいところに手が届く、わかりやすい内容です。声もいいです(^-^)b



最後に、セミナーで使われた中の一曲、한동근(ハン・ドングン)の그대라는 사치(クデラヌンサチ)「君という贅沢」。彼女が(ステキで)自分には贅沢すぎると歌っている曲です。

(YouTube 1theKチャンネルより)