ちょうど 1年ほど前に、私がゴジラさんのブログに貼ったものです。
豊島逸夫の金のつぶやき
「ドルや金を買いたいのだが」。筆者のところに相談にくる知り合いのなかで、外貨建て投資に強い興味を示す一団が、財務省・日銀のOBたちだ。退官した同期や先輩たちゆえ、会話にも遠慮がない。
「自分は日本国の台所の実態をこの目で40年間見てきた」「量的緩和でマネーが大量に供給される現場で働いてきた」
「通貨の番人」役を長く勤めてきた人物たちが、退官した翌日から個人投資家となり、退職金の運用を考え始める。そのときに、番人として守ってきたはずの円を持ちたがらない傾向がある。