ご存じのように日本国民の資産の多くは米国債に代わっている。

そして米国債は当然米ドルに連動する。

 

その米ドルの価値を金建てで考えてみると、ニクソンショックの時には 35ドルで 1オンスの金が買えた、それが今では 1260ドルを出さないと買えない。

 

と言う事は米ドル、即ち日本人の国民資産の減価スピードは今の時点でも凄まじいものとなっている。

 

そしてこの秋の米国債務上限問題。

サブプライム問題も浮上してくるなか、米ドルはそれを乗り切れるだろうか?

 

もし乗り切れなければ、彼らはそれが公になる前に必ず事を起こすはずだ。

 

そう考えると、戦後コツコツと貯めてきた日本人の国民資産が吹っ飛ぶのもそう遠くはない。