私は専業主婦だ。
働きたい気持ちはあったが、結婚した時点で私の中で家庭を守ることと仕事の両立は難しいと感じていた。
子どもが産まれてからはなおさら。
夫が355日仕事で完全にワンオペ家事育児、。
専業主婦でいさせてもらえるありがたさは常に感じている。
子育てに向き合える喜び、幸せを感じながら、不安定になりがちな自分と向き合うために弓道を始めた。
40を過ぎたら女性は運動を習慣にした方がいい、
私自身、後数年で40になるため、
自己と向き合いながら、老後最後は一人になるだろうと思うので、仕事ではなく、弓道を選んだ。
弓道の仲間とともに汗を流す日々は最高の時間である。
少しずつ弓道が日常になり、
積み重ねていく日々。
仕事をすることよりも弓道を選ぶ、
それは他人からしたら解せないことなのかもしれない。
夫にだけ仕事で働くことを押し付けてるのかも…
と悲観的に思ったこともあった。
けれど夫は仕事を好きでしている。
責任を押し付けあっている夫婦にも思えるかもしれない。
しかし私たち夫婦はこのバランスなのである。
私は何事も身につけるには人一倍時間がかかる。
子育てに慣れてきた今だからこそ、
あと少し、慣れてきたら仕事との両立を考えたい。
あと3年、いや、4年は難しいだろうか。
と思っていた矢先、
夫が仕事を失うかもしれない、という事態になった。
夫としては、今までやってきたことが0になるかもしれない、不安と虚しさと悔しさがあるのだろう。
時代が変わり、求められるものが変わってきて、夫のやろうとしていることは、今の職場には求められていないようだ。
ということは、転職したところで、
どこにも受け入れてもらえないかもしれない、と思う。
そう言ったところで、
決めるのは夫であり、
簡単に首を切れない管理職は夫から辞めるよう、暗に伝えてきたのかもしれないし、
変われと言っているのかもしれない。
夫はその微妙なニュアンスを読み取るのがいまいち苦手なようで、私も判断が難しい。
しかし、夫が今中途半端に仕事を投げ出せば、路頭に迷う人もいるわけで、
簡単に辞めるわけにはいかないのも事実である。
さて、
専業主婦でいられなくなるかもしれない日が来るかもしれないという危機に、
恥ずかしながら、数日動揺してしまった。
しかし、それは夫の問題である。
夫の身に何かあることは想像し、そのためにもいつでも働けるメンタルを整えていたわけである。
だが、、
まさか仕事を失うかもという想像は全くしていなかった(なぜ😂)
やはり夫と私の結婚は祝福されないものだったのか(そこまで遡るか!😂夫とは元同僚で、夫と結婚することを何人からも受け入れてもらえず…当時は猛反対に近い反対を職場の先輩から受けたものです😅)
と悲観。
そんな時でも弓道の稽古には行き、無心になること、平常心を保つこと、
そんな日常ももうしばらく休まなくてはいけなくなると思うと、
なんとも言えない気持ちで…。
実は二人目妊活中で、
今年が最後、そんな覚悟で過ごしいたら、
もうそこまで二人目がきてくれているという直感があります(不思議)
ここ数年、子どもが産まれてから、幾度となく妊活にチャレンジしてきたものの、そんな実感はなかったけれど、
そんな直感めいたものがあるのです。
時は来れり!
みたいな😂
妊活のこともあり、覚悟を決めて専業主婦をしているのであります。
弓道で教えてくださっている先生はご高齢で、私が最後の教え子になると、出来の悪い私を一生懸命教えてくださっているのに、今ここで休むべきではない感じもしているのですが、私の年齢的には致し方なく…
先生にもどう言おうと悩んでいる矢先に、
夫の話がきて、悩みは尽きません😫
子どものことだけは悲観的に考えないように心がけるようにしたら、今のところ真っ直ぐに育ってくれていること、それだけが救いです。
実家の身内の問題も、
ほんの数週間前は大変で、毎日母に電話かけていましたが、落ち着いた様子。
物事というのは、
ずっと悪いばかりではなく、
禍福は糾える縄の如しとはよく言ったものです。
父はよく
人間万事塞翁が馬と言っていますが、
本当にその通りだと思います。
焦らず、
冷静に。
ゆっくりと自分の道を歩いていきたいものです。
対岸の家事の最終回を観た夜更けに。
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