命のバトン | 河崎芽衣のブログ〜めいの迷走日々〜

河崎芽衣のブログ〜めいの迷走日々〜

ぐーたらマンガ家河崎芽衣の仕事のお話。
気が向いたら何か書くかも・・・・(^^;)!?

フォアミセス5月号発売になりました。

「いのちのバトン」3話掲載です。

ついに最終回!

 

3回とはいえ連載、久々にハードな日々を送ることになりました。

 

 

私が描きたかったのはAED,BLSの大切さはもちろん、

親子の絆です。

 

救える命を救いたい、

目の前で倒れた人の命をつないで、待っている人の元に元気な姿で返してあげたい!

これは決して綺麗事ではなく、娘を、大切な人を失ってしまった母の悲痛な叫びです。

誰もがそう思って娘を助けてくれていたら、今も元気で生きているはず。

 

取材をさせていただいて、

言葉に耳を傾け、気持ちの寄り添えるよう考えて、考えて

ない頭をフル回転させて描きました。

でも、気持ちをちゃんと理解して描きました・・・

なんて言うつもりはありません。

だってそんなの傲慢だから。

人の気持ちなんて本人にしかわからないものですから。

本人にすら分からないことだって・・・

 

どんなに話を聞いても、気持ちに思いを馳せても、どんなに考えても

悲しみも苦しみも喜びも・・・全ては私の想像でしかありません。

 

それでも

私が感じたことを私のフィルターを通してほんの少しでもメッセージを送れたら、伝わったらと切に願っています。