フォアミセス5月号発売になりました。
「いのちのバトン」3話掲載です。
ついに最終回!
3回とはいえ連載、久々にハードな日々を送ることになりました。
私が描きたかったのはAED,BLSの大切さはもちろん、
親子の絆です。
救える命を救いたい、
目の前で倒れた人の命をつないで、待っている人の元に元気な姿で返してあげたい!
これは決して綺麗事ではなく、娘を、大切な人を失ってしまった母の悲痛な叫びです。
誰もがそう思って娘を助けてくれていたら、今も元気で生きているはず。
取材をさせていただいて、
言葉に耳を傾け、気持ちの寄り添えるよう考えて、考えて
ない頭をフル回転させて描きました。
でも、気持ちをちゃんと理解して描きました・・・
なんて言うつもりはありません。
だってそんなの傲慢だから。
人の気持ちなんて本人にしかわからないものですから。
本人にすら分からないことだって・・・
どんなに話を聞いても、気持ちに思いを馳せても、どんなに考えても
悲しみも苦しみも喜びも・・・全ては私の想像でしかありません。
それでも
私が感じたことを私のフィルターを通してほんの少しでもメッセージを送れたら、伝わったらと切に願っています。