ワイハ | あいブロ

ワイハ



実は、ハワイに行って非常にロハスな日々を過ごしていた。

ビーチでは
寄せては返す波の音を聞きながら、お約束のパイナップルとさくらんぼの乗せられたカクテルを呑むのがいい。
太陽の高い時間に、
堂々と昼寝をしても後めたくないのは、ハワイと山手線という特別な場所に許された特権だろう。

その他には
セレブがハマっているという
パドルサーフィンを体験してみた。
専用の板に乗り、ひたすらパドルを沖に向かい漕ぐといった単純なスポーツである。
生まれたての小鹿のように足を震わせ、ひたすら漕いだ。
日本人アベックがイチャイチャしている横を、ビキニで小鹿な私が通るといった構図である。

今、私はパドルサーフィンに並々ならない熱意をもっている。
鵠沼海岸でも、九十九里でもいい。
是非、パドルサーフィン向上委員会があるなら会員になりたい。


何一つ悔いのない旅だった、といいたいところだったが
かなり気に入って買った香水がトランクの中で漏れていた。
一度もブラックバニラの香りのするそれをつけられなかった。

仕方ないのでいつもの香水で体臭を誤魔化すこととする。
クソ寒いので出掛けたくはないが、今日はザギンでシーメーなのだ。