JR中央線で四ツ谷駅まで行き、そこから地下鉄に乗り換え毎日現場に通勤している旦那さん。
いつものように電車が高円寺に到着。優先席近くのドアから乗った旦那さんは空いていた優先席に。
すると旦那さんより少し遅くに年齢的には変わらなそうな、杖をついた女性が乗車して来た。ホームの放送が『〇号車〇ドア、四ツ谷までお客様乗車』的なアナウンスが流れてそれが彼女のことなのだなと周りの乗客にももちろん旦那さんにもわかった。
左足を少々引きずり気味に優先席前に立った彼女。旦那さんは当然の如くすぐ立ち上がり彼女に席を譲った。軽く会釈して座る彼女。旦那さんはドア横の角に移動して立った。
ここまではよく見る風景。
新宿駅に到着した電車。少し空間が出来たはものの車内は相変わらずの通勤客。すると発車して間もなくその、優先席に座った彼女が携帯を取り出しいきなり当たり前のように誰かに電話をし会話し始めた。
周りは知らん顔というか知らんぷり。多少迷惑そうだが彼女が『健常者』でないからか何も言わないそぶり。
しかしウチの旦那さんは違う。彼女の真ん前に行き、
『電話…』
彼女は『は?』という顔したらしい。
旦那さん…
『は?ちゃうやろ。はよやめれ。電話切れや。』
周りは旦那さんの言葉遣いに怖がっていたそうだか、旦那さんは続けて…
『車内マナーに健常者も身障者もないやろ
自分、勘違いすんなや。エエから電話切れ。』
彼女はビビり電話を切り下を向いたまま、四ツ谷駅到着。
旦那さん、彼女を睨みつけながらも下車。
で、地下鉄の駅に向かった旦那さん。電車到着まで数分ホームの席で待っていたら先程の足の悪い女性が申し訳なさそうな顔をして缶コーヒーを差し出し旦那さんに話し掛けてきたらしい。
『先程はすみませんでした瀇』
旦那さんは
『あんなぁ~自分、勘違いしたらアカンど。確かに優先席は体が不自由な人やお年寄りが優先や。ワシもよー譲るし。自分が高円寺から乗って来た時もそーや。あんなアナウンスなくたって自分の足見たらやっぱり譲るわな。ましてあのアナウンスや。それでや。優先席に座りました!私は身障者です!この席で何しても構わないんですよ~煜!には、ならへんちゃうの??
健常者やろうが身障者やろうがお年寄りやろうがなんやろうが、とりあえず車内では携帯電話で通話は控えなアカンのわかってるやろ。中にはアホがたくさんおるからワシはいつもキレるけど…、そんな中でも自分、最低やで。自分のそういう【立場】を利用すんなや
私は足が悪くて可哀相なんですぅ~せやから優先席に座らして下さ~い♪そして自由に優先席で携帯電話かけまーす…って、アホか
!健常者身障者ゆー前に人としてどないやねん??よー考えれよ。』
旦那さん随分ハッキリと女性に言ったそうです。すると彼女は『すみませんでした瀇自分を甘やかしてました。』と。旦那さんは…
『やってエエこととやったらアカンこと教えなならん年のワシらがそんなんでどないすんねん。な?』
『はぃ涬あの…また見かけたら声かけて下さい。すみませんでした。有難うございました涬』
と。
『なんで怒られて【有難う】やねんな(笑)』
と、ある朝の出来事を私に聞かせてくれた旦那さんでした。
そんなウチの旦那さんもホントは足、悪いんです
いつものように電車が高円寺に到着。優先席近くのドアから乗った旦那さんは空いていた優先席に。
すると旦那さんより少し遅くに年齢的には変わらなそうな、杖をついた女性が乗車して来た。ホームの放送が『〇号車〇ドア、四ツ谷までお客様乗車』的なアナウンスが流れてそれが彼女のことなのだなと周りの乗客にももちろん旦那さんにもわかった。
左足を少々引きずり気味に優先席前に立った彼女。旦那さんは当然の如くすぐ立ち上がり彼女に席を譲った。軽く会釈して座る彼女。旦那さんはドア横の角に移動して立った。
ここまではよく見る風景。
新宿駅に到着した電車。少し空間が出来たはものの車内は相変わらずの通勤客。すると発車して間もなくその、優先席に座った彼女が携帯を取り出しいきなり当たり前のように誰かに電話をし会話し始めた。
周りは知らん顔というか知らんぷり。多少迷惑そうだが彼女が『健常者』でないからか何も言わないそぶり。
しかしウチの旦那さんは違う。彼女の真ん前に行き、
『電話…』
彼女は『は?』という顔したらしい。
旦那さん…
『は?ちゃうやろ。はよやめれ。電話切れや。』
周りは旦那さんの言葉遣いに怖がっていたそうだか、旦那さんは続けて…
『車内マナーに健常者も身障者もないやろ
自分、勘違いすんなや。エエから電話切れ。』彼女はビビり電話を切り下を向いたまま、四ツ谷駅到着。
旦那さん、彼女を睨みつけながらも下車。
で、地下鉄の駅に向かった旦那さん。電車到着まで数分ホームの席で待っていたら先程の足の悪い女性が申し訳なさそうな顔をして缶コーヒーを差し出し旦那さんに話し掛けてきたらしい。
『先程はすみませんでした瀇』
旦那さんは
『あんなぁ~自分、勘違いしたらアカンど。確かに優先席は体が不自由な人やお年寄りが優先や。ワシもよー譲るし。自分が高円寺から乗って来た時もそーや。あんなアナウンスなくたって自分の足見たらやっぱり譲るわな。ましてあのアナウンスや。それでや。優先席に座りました!私は身障者です!この席で何しても構わないんですよ~煜!には、ならへんちゃうの??
健常者やろうが身障者やろうがお年寄りやろうがなんやろうが、とりあえず車内では携帯電話で通話は控えなアカンのわかってるやろ。中にはアホがたくさんおるからワシはいつもキレるけど…、そんな中でも自分、最低やで。自分のそういう【立場】を利用すんなや
私は足が悪くて可哀相なんですぅ~せやから優先席に座らして下さ~い♪そして自由に優先席で携帯電話かけまーす…って、アホか
!健常者身障者ゆー前に人としてどないやねん??よー考えれよ。』旦那さん随分ハッキリと女性に言ったそうです。すると彼女は『すみませんでした瀇自分を甘やかしてました。』と。旦那さんは…
『やってエエこととやったらアカンこと教えなならん年のワシらがそんなんでどないすんねん。な?』
『はぃ涬あの…また見かけたら声かけて下さい。すみませんでした。有難うございました涬』
と。
『なんで怒られて【有難う】やねんな(笑)』
と、ある朝の出来事を私に聞かせてくれた旦那さんでした。
そんなウチの旦那さんもホントは足、悪いんです
