
ブログネタ:どんなプレゼントもらった?贈った? 参加中
当時好きだった人に、高円寺の老舗洋菓子店・トリアノンで今でもバレンタイン時期になると売られているウサギの形をしたチョコレート(透明な円筒形の入れ物に片方の耳が垂れたウサギがピンク色の甘いやつがコーティングされたアーモンドを持っているヤツ)をプレゼントしました。
近年のものは、20年前よりかなりリッチな感じにアレンジしてありますが基本的にはウサギのチョコレートって点では変わりはなく。
その人からは、はっきり付き合ってくれともなんとも言われないままに『きっと付き合っているんだろうなぁ~これって』とか『こんなことを言うんだから一応【彼女】として見てくれているんだよなぁ』とか…毎日不安になりながらもなんやかんやと8年くらい…。
『永い春』という一言で言い表せないくらい…かと言って泥臭くもなく…古めかしい言い方になりますが至って健全な?(笑)ままの付き合いでした

そんな中でバレンタインデーにあげたトリアノンのウサギの形のチョコレート。
普通に『お!有難う♪』的に受け取り、そのまんま。私はお返しを貰った記憶なし(笑)
それよりもなによりもチョコレートあげた数日後にかかってきた電話。
『アハハハ!ヤバい(笑)!この前アイちゃんに貰ったチョコレート!棚の上に飾ってたらサ~!大変なことになってるよ!アハハハ!ウサギが【溶岩】みたいになっちゃったョ(爆)アハハハ
 !大丈夫!あとで冷蔵庫に入れてちゃんと固まったら食うからサ!アハハハ!』
!大丈夫!あとで冷蔵庫に入れてちゃんと固まったら食うからサ!アハハハ!』…棚に飾ってくれていたのは嬉しかったけれど…
2月の寒い日が続く中で…
部屋に暖房入れてたら、そりゃ~暖房の温かい空気がチョコレートにモロに当たって溶けますョ…
 …
…純真な当時のワタクシにはショックでありました

この当時にやはりトリアノンのケーキを手に、彼の住む隣の県まで電車乗り継ぎ1時間半…。その日は遊びに行くって話になっていたのに、彼の住む町の駅に着いてから一応公衆電話から電話したらお母さんが出て一言…
『【寝てるって言ってくれ】って言ってるんですよ~
 大丈夫ですか?』
大丈夫ですか?』…
 ?!
?!寝てるって言ってくれって…
『…わかりました
 よろしくお伝えください…』
よろしくお伝えください…』同じ会社で同じ深夜番をしていた彼でしたが、『疲れていたんだな(T_T)仕方がない…。けど…
 』
』と、これもまた純真な当時のワタクシにはショックでありました

帰りの小田急線内でケーキの入った袋を持ってドアの横に立ったまま新宿までの道のり…涙がずっと止まらなかったのを覚えています。
しかも持ち帰ったケーキは母さんと弟が『姉ちゃんがこんなにケーキ買ってきてくれるのなんて珍しい!』と、ワタクシのどんよりした気持ちとは裏腹に喜んで食べていたのもしっかり記憶しております(苦笑)
そんなことがあったことすら彼は忘れているでしょうなぁ~
 (苦笑)
(苦笑)