G新宿では殆ど深夜番だった私。休憩所や休憩室と言えるものなんて当時はなくて、VIPサウナのお客様のロッカーで使われていない1番端っこのトコに仮眠用のベッドみたいな台が2つ…置いてあるだけで、床はじゅうたんだったので、みんな地べたに座ってお茶したり仮眠とりたい人はその台に横になって休んでおりました。
レディースサウナに配属されてからの主任はとても人望がありイイ人&イイ男(当時25才で妻子持ち)でした。そんな主任の知人だという男(30才くらいのパンチパーマで髭の濃いズングリムックリしたヤツ)がある日入社してきました。なんかお調子者の感じでしたが、従業員はみなあの主任の友達だからイイ人なんだろうと思っていました。彼はVIPサウナで働くことになりました。ですのでどんな働きぶりだったかは私にはわかりません。
んで、ある日…私ともう1人のおばさんと休憩を取っていました。少し疲れていたので仮眠を取ることにしました。おばさんは「アイ姉ちゃん、私は先に戻るからね~」「は~い。私はまだ30分あるから少し寝ます」「わかったよ~」と。で、フロントに30分後に私が起きなかったら起こしに来てと伝言して横になりました。
それから何分経ったんでしょうか…
なんだか体が重いし、苦しい
息苦しいって言うか、ホントに何かが乗ってるくらいに苦しい
あまりに苦しいのでハッ
と目を覚ますと
な、なんと
主任の友達であるあの男が、寝ている私の上に乗っかっていて顔が目前に来ていたんです
「なにしてんだよ~~!!!!」
「冗談だよ(汗)」
とはぐらかそうとする男。私は即!フロントに行き、丁度その時に居合わせた主任に言いました。
するとたまたまレディースサウナから伝票を持ってきていたおばさん(50才以上)とVIPサウナのおばさん(40才台)の2人ともに…
「私もこの前触られた!」「私も
」と言うではありませんか!みんな主任の友達だし怖くて言えなかったと。
その様子を横で見ながらもまだふてぶてしくヘラヘラ笑っているその男を「ふざけんじゃねぇぞ~!!!この野郎!!」とボコボコにしばきました。そんな私を止める主任(苦笑)
主任は我々に謝罪。しかし野郎はにやついているだけ。このことはすぐに上層部に言いつけまして即刻クビ。
後で聞いてみたら、とにかくいろんな年齢層の方々に『セクハラ』しまくっていたそうです