今年前半は、昨年ペースの劇場鑑賞は難しいかなという感じですが、気になる作品がたくさんあります。


絶対見逃せない、ペドロ・アルモドバル監督新作と、アンディ・ラウ&トニー・レオン20年振り共演作は、先日鑑賞できたので一安心。



あとは、デヴィッド・リンチ監督の追悼上映を関西圏ではできる限り観に行きたいと思っています。




自宅鑑賞もボチボチで5本。


・「エージェント・トリガー」2021年

・「ドラッグ・チェイサー」2021年

・「ボーダーランズ」2024年

・「危険がいっぱい」1964年

・「PIGGY/ピギー」2022年


何となくではなく「観たい」リストにあった作品ばかり。


一番良かったのは「PIGGY/ピギー」


スペインの片田舎が舞台。


公開時気になりつつ、猟奇的過ぎたらどうしようと怖気付き見逃した作品。


これは劇場で観ておけば良かったと少し後悔。

小規模ですし、ホラーですが、傑作だと思います。


いじめられっ子が、自分を虐めた少女達の誘拐される様子を目撃し、見殺しにするか助けるか、と1人で抱え込みオロオロするという話。


鬱憤の溜まった主人公の様子が、トッド・ソロンズ監督作品を連想させました。



主演の女優さんが何かイイ!






「危険がいっぱい」は、昨年アラン・ドロンが亡くなった時に観たいと思っていた作品。


明らかに「太陽がいっぱい」を意識した邦題。


ギャングの情婦に手を出し、追われる身となるも資産家の未亡人に匿われ、そこでも罠に嵌められるという話。


アラン・ドロン全盛期の美貌に下卑た野心が光り、ストーリーを支配します。


若きジェーン・フォンダが出ていました。






「エージェント・トリガー」と「ドラッグ・チェイサー」は、バリー・ペッパーを見るために鑑賞。




どちらも、クライムアクションで、A級になり損ねたB級大作(!?)という印象。


バリーは素敵なのですが、何だか惜しくて、もどかしいです。


特に「エージェント・トリガー」は主演でシリーズ化されそうな終わり方なのに、感染症の時期にアメリカとカナダのみの公開ということもあり、話題にもならなかったので、続編はどうなるやら、という感じ。




↓「ドラッグ・チェイサー」では、珍しく麻薬組織のボス役。追う側の役が多いので意外でした。


バリーは、もっと評価されて欲しいので、良い作品や、当たり役に恵まれるといいなと思っています。




そして「ボーダーランズ」は、エドガー・ラミレスを見るために鑑賞。





アメリカで酷評とのことで全く期待しなかった為、予想していたより楽しめました。


衣装デザインや美術も、面白いような気がします。


と言っても、ケイト・ブランシェット、ジェイミー・リー・カーティス、ジーナ・ガーション、ジャック・ブラック、など、実力派の大人俳優を集めたわりに、子供騙しというのか、とても浅い内容で「もったいない」感が随所で見られました。


スリルと緊張感が皆無なのがSFアクションとして致命的。


エドガーは完全なヴィランで、自己中で傲慢なだけのキャラクター。

セクシーな持ち味は発揮する場面なしでした。

まあ、出てるだけで満足ですけれど・・・








オマケ


今年のバレンタイン、阪神百貨店がイチゴで勝負🍓のようです。

私見ですが、イチゴって巨大化するとグロテスクで、可愛さ半減だと思います。(ちょっとコワイ)


シルバニアファミリーにも同じことを感じます。






久々に食べたソフトクリーム❤️

ほうじ茶&抹茶ミックス🍵