2024年劇場鑑賞42本目。

「フォールガイ」



予告編が良かったのと、「ブレット・トレイン」のデヴィッド・リーチ監督作品というので興味を持ち鑑賞。




スゴく面白かった!

アクションが派手だし、スタントマンがその能力を実施で使うというのが見どころ。


映像技術が急速に発展した中で、身体と命を張るスタントマンや特写技術者などの心意気、


彼らに対するリスペクトも感じられます。


ライアン・ゴズリング&エミリー・ブラントの確かな演技も安心して観ていられてグッド♪


(余談ですが、この2人は不運や逆境に置かれる役が似合うというのか多いような気がします)


アーロン=テイラー・ジョンソンが「ブレット・トレイン」に続き出ていたのも私としては高ポイント。



この方、よく見るとかなり美形なのですが、ひとクセある役ばかりで、チンピラ風情のアクを出し、いつも面白いなと思います。

次期007候補に上がっているそうで、どうなるのか楽しみ。


カメオ出演でジェイソン・モモアが本人として登場し、嬉しいサプライズでした♪


ちなみに、劇中映画「メタルストーム」は1983年に製作された実在する作品らしく、大コケしたものだそうです。



冒頭から中盤までは「これってもしかしてラブコメ?」という感じでしたが、途中からは激しいアクションがどんどん出てきて痛快。


数年前に観た「スタントウーマン」というドキュメンタリーを思い出しました。








2024年劇場鑑賞43本目。

「モンキーマン」


ジョーダン・ピール監督プロデュースというのが鑑賞の決め手。


バイオレンスが過剰で、好きなタイプの作品ではありませんが、これは傑作。


激しく熱い!

ドギツめのアクション多用した、壮絶な復讐劇となっており、力強い余韻が残ります。




途中までは、暴力的で救いのないストーリーに、だんだん見ているのが辛くなるのですが、

後半主人公の肝が据わってからの展開が凄まじくて、アドレナリンが出る感じ。


デヴ・パテルが、これまでに見たことない形相に、武術なども駆使したアクションと献身的な演技で、「こんな俳優だっけ?」と驚き。


wikiによると子供のころからテコンドーをしていて、世界大会でメダルを獲得したこともあるそうです。


しかも、後で知ったのですが、監督、脚本にも携わっていて、構想に8年は費やしているそう。


映画が好きで色々なジャンルのものを観てきたのだろうなということが伝わり、


こんなに熱意を持つ人だったとは!と、デヴ・パテルへの見方が一変しました。


次回も監督作は観ようと思います。




2024年劇場鑑賞44本目。

「花様年華」午前十時の映画祭



2000年、ウォン・カーウァイ監督。


実は初鑑賞。


ウォン・カーウァイ監督、ブームの頃はあまり理解できなかったのですが、最近すごくいいなと思います。


本作は、グザヴィエ・ドラン監督が自身のドキュメンタリーで褒めていたので、それ以来気になっていました。


同名タイトルの韓国ドラマがあるそうですが、

「花様年華」とは、直訳すると「きらびやかで花のような時代」


ニュアンスとしては、「美しき青春の日々」という感じで、もう二度と戻らないという意味合いも含むそう。


既婚者同士のプラトニックな関係を描く作品。


「映画」という媒体を最大限に活かした表現と感じました。


とにかくロマンティック。

遠く儚い夢を抱きしめようとしているようで、

何とも言えない切なさが漂います。


こういう、男女のすれ違いとか、もどかしいやりとりがメインの作品は好まないのに、吸い込まれるように魅入ってしまいました。


(公開当時の20代で観ていたら「何やコレ」と思っていたかもしれません。)


今、スクリーンで観ることができて良かったです。





オマケ


①今夏の課題図書


何度も途中で挫折「百年の孤独」。

文庫版になっていたので再チャレンジ!


8月末までに読む予定でしたが、なかなか進まず。

年内に読了できればいいことにしました♪




②全米で8月公開された、人気ゲームの映画化「ボーダーランズ」


エドガー・ラミレスがヴィランで出演していると知り日本公開が待ち遠しいです!