2024年劇場鑑賞33本目(5月は14本鑑賞)
「マッドマックス:フュリオサ」
これは劇場で観るべきだろうと公開早々鑑賞。
前半大部分ウトウトしてました。
それでもストーリーにはついていけます。
(隣席の方がトイレへ立つ際、目覚めました🫨)
何というのか、
確かにマッドマックスの世界なのですが、どこか焼き直し感があり同じ監督が作ったとは思えない雰囲気。
ビジュアルは忠実に再現されているのに、前作のように、「ずっと観続けていたい」と思わせる美学が消えています。
果てなき荒野と共に際限なく続くかのような、ダークなロマンを伴う高揚感が感じられず。
ヒャッハー感、何処へ。
アニャ・テイラー=ジョイはパーフェクト。
彼女はここ数年昇り調子で、キャリアとしても映画業界から見ても旬の俳優だと思います。
そのオーラが素敵。
演出としてメイクなどで強調している部分もありますが、
「目力」というのか「眼力」というのか、アップの際、目に宿る何かが凄く良かった。
敵対するクリス・ヘムズワースは、腑抜けた役を演じる時のブラピを思い起こさせチャーミングにも見えて、アニャとの掛け合いも相性が合ってた感じ。
もう少し威厳ある悪役でも良かったのに、という気もしますが、このロクデナシ感が肝なのでしょうか。
くだらない相手に全てを奪われたというのが、怒りの増幅や、なすすべもない悲劇のストーリーを際立たせるという演出かもしれません。(それが有効か無効か判断しかねるのが解釈が分かれてるでしょうし微妙なところ)
劇場鑑賞の価値はありますが、前作の完成度が高すぎるのか、突き抜け過ぎたのか、それと比較してしまい、
映画作品として満足出来るのに、物足りなさが残るという不思議な後味の1本でした。
オマケ
ステーションシティシネマのテラスに白い紫陽花🤍昨年この色はなかったと思います。
タイ料理店デザートのココナッツアイス🍨
伊藤園のほうじ茶ソフト🍦