この2ヶ月の劇場鑑賞は4本。



3月


2024年劇場鑑賞7本目

「12日の殺人」


女子大生が生きたまま焼死させられるというショッキングな事件の捜査過程を描く物語。
フランスで起きた実際の事件を元にしたフィクション。

田舎町での人間模様が丹念に描写されていて、引き込まれました。

エンタメ性やサスペンスの雰囲気はないので、観る人によってはつまらないと感じるかも。

何気ない会話での
「覚悟以上のことがいつも起こる」
というセリフが印象的。

フランスでは年間800件の殺人事件が捜査されていて、うち20%が未解決だとのこと。

「ゾディアック」「殺人の追憶」を連想すると予告編にありましたが、私は2017年「シシリアン・ゴースト・ストーリー」を思い出しました。



悲劇的な死を遂げた若い命へのレクイエムのようなものが感じられます。




シネリーブル梅田で鑑賞。
2ヶ月ぶりのシネリーブルでしたが内装が変わってモダンな雰囲気に。(以前はミントグリーンが基調)



4月19日から「テアトル梅田」に名称変更するそうで、テアトル名復活と、ここは閉館せず続いていくのだなというのが、何だか嬉しい。

2024年劇場鑑賞6本目
「DUNE砂の惑星PART2」



躍動感が出てきて面白くなってきました。

緻密かつダイナミックな映像美と俳優陣の熱演を観るだけでも価値があります。



いつの間にか「プリンス・オブ・ハリウッド」と呼ばれているらしいティモシー・シャラメが本領発揮!

という感じで、主人公ポールが脱皮覚醒する様子が素晴らしい!



8月にデビッド・リンチ版「デューン/砂の惑星」1984年、が、リバイバル上映されるそうです。



リンチファンの私が唯一、つまらないと感じたのが、このデューンなので微妙な気持ち。

(このタイミングで再鑑賞してもいのかも?)



それよりも、幻の製作となった経緯をインタビューなどでドキュメンタリーにした「ホドロフスキーのDUNE」2013年、の方が余程エキサイティングな内容で3回ほどリピート鑑賞しています。


2月

2024年劇場鑑賞5本目

「哀れなるものたち」


このポスターがお気に入り。


ヨルゴス・ランティモス監督最新作。

ここ数年、目が離せない監督で、今回も期待を裏切りませんでした。

エマ・ストーンが2度目のオスカー獲得しました。

他、本作では美術賞、メイクアップ&ヘアメイク賞、衣装デザイン賞も受賞。


これは今のところ私にとって今年1番の作品。

映像も音楽もストーリーも演技も全てに満足。

何度か繰り返し観たいです。




2024年劇場鑑賞4本目

「カラオケ行こ!」

ノーマークの作品でしたが、この映像を偶然観て興味が湧き映画館へ⬇️


漫画が原作とのこと、もちろん原作も知らずでしたが、すごく楽しめました!


綾野剛でこんなに笑えるとは!というくらい何回も吹き出してしまい、鑑賞後はスッキリした爽快感。


一週間くらいX JAPANの「紅」を、ふとした時に口ずさんでいました。








オマケ


今は、こちらに夢中🩷

3月15日発売、昨年ラストライブの映像作品。


予約購入でクリアファイルもゲット。


もう何回観ても、ますます感動するばかりで見飽きないです。