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風の中で

もう一度、風を感じて
夢を信じて…

しあわせな時間のあとに
やってくる、不安は

いつも突然で


キミの動揺や情景を
想像すると


目の前が真っ暗になって




守るべきもの、を

たったひとつ選ぶときが
もしきたら



あたしは


そのなかにはいっていないんだな、と


突きつけられる現実




だから、楽しいだけじゃ

生きていけない


いまが、よければ

なんて、続かない




いつか命がおわるとき

手を握っていてくれるのは
誰なんだろう



手を握ってあげるのは
誰なんだろう



ひとは、そのために
生きているんじゃないのかなぁ




たったひとつの
落し物が

そんなことにつながるのではなくて



いつもあたしのなかに
棲んでいるから


浮き出てくるもの




どんなに愛し合っても

叶わないことを
人生で初めて
経験したから


あたしの道は
どこへ続く




真白い雪は


どんどん
その境を深くしていく



それでも
雪を押しのけて

山を下りて
来てくれたのに


ただ、会いに
ただ、愛するために



それだけを
抱きしめて


生きていってもいいのかな



こたえが、みつからない