あたしの、誕生日。
お休みを取った
ふと、思い立って
食品衛生管理者の
再発行に、行こうと思った
姓が変わっているから
手続きに戸籍抄本が必要だと言われた
近くの支所に行くと、本籍地の役所でないと取れないと言われた
そうだった。
なぜか、大雨の中、実家のある隣の市まで
行く事になった
特に久しぶりとかではなかったけど
想定外の行動に、少し不思議な感覚になった
隣の市から戻って来るとき
混んでいたから、裏道を走った
母がお世話になったデイサービスの施設の前を通った
その横にある、神社の前を通ったとき、2人で桜を見に行った事を思い出した
デイサービスの見学に来た帰り、あまり気がすすまない母の手を引いて、桜を見よう、とあたしが言った
うち、あんな年寄りと一緒におるん、嫌や。
と、母は言った
おはなししたり、遊んだりしたら気分転換になるかもよ。
と、あたしが言うと
きれいやなあ。
知らん顔して母は桜を見上げて言った
結局、母は数回しかその施設に行かなかった
実家の近くまで行ったけど、立ち寄らず
仏壇に手も合わさず帰ってきたけど
母がとても近くにいるようで、涙が止まらなかった
平成22年9月に、取得した食品衛生管理者の資格は、平成30年7月5日に再発行された
また、これを掲げるときがきますように
お母さん
あたし、家を買うんだよ
いっぱい、いっぱい
お世話になっている人たちに
支えられて
まわりの人に支えられて
ひとは生きているんやで
感謝を、忘れたらいかん。
母はいつもそう言った
あたしは、あたしの出来うる限りを
これから共に生きていくひとたちに
還していこうと思います
そんな話を
花束を抱えて来てくれたキミと
ほんとうは、夜したかったんだ
結局、みんなで会えて
よかったんだけどね。
いつも、ありがとう。