愛するひとも
仲間も
友人も
あたしはひとり、ここに残る
居場所ができたんだね、と
古い友人が、言った
帰らないで、といいたいひとは
ただひとり、
だけど、それは無理なことで
今夜いっしょにいても
いずれ帰る
自分の家に
すこし、整理をしてみる
もしも、
キミはあたしと別れても
キミはあのひととは別れない
離れない、っていうのは
そういうことなんじゃないのかな
ずっといっしょ、っていうのは
心はそうでも
それはとても難しい
だけど、戸籍で結ばれているものは
簡単にいっしょにいられる
どうして、わたしは戸籍を2回も解いてしまったんだろう
本意でなかったけれど
そうせざるを得なかったということは
離れないひとと、なにが違うんだろう
あたしは、これはあたしの運命で
生きてる間にはもう、叶わないことだと
思い込み、ほかの道を必死で歩いてきた
だけど、ここに来て
どうして無理だと決めつけるんだろう、と思った
2回ダメだったからといって
あたしには手に入らないものだと決めつけることはないんじゃないか、と思った
決めつけることによって、まわりの人を苦しめているんじゃないのかな、と思った
あたしの、やりたい事や仕事は沢山あって
だけど、
あたしの人生はそれだけで形成されてはいないから
さあ、帰ろう、
っていう処を、探し続けてもいいんじゃないのかな
あたしの帰る場所
あたしの帰る胸の中
ずっとずっと欲しかったもの
誰が悪いんじゃなくて
誰が努力しなくてはいけないんじゃなくて
もうすでに、できているものの上から
ねじ込むことは無理な話で
捻じ曲げて手に入れるものではなく
時の流れの中で
もしかしたら、出逢えるかもしれない
ほんとうの居場所に
だから、諦めるのはやめようと思う
きちんと話したらわかってくれるかな