過呼吸 | 風の中で

風の中で

もう一度、風を感じて
夢を信じて…

何年ぶりか
あんなにひどい発作は


いま、ここに書けるのは
だいぶんおちついたから


ひとりで、車の中で
狭いところで


いいようのない、恐怖だった



目が片方に寄っていって
気が遠くなるのが

こわかった





潜在している
あたしの闇




キミが引き上げてくれた



だけど
思考の負のスパイラルは

いろんなところに飛び火して


キミとのことも

もうダメかもしれないと
あたしを襲った




一晩中、それは続いた




どうして、また朝になって
仕事に行こうとしたのか

無条件に、支度して
車に乗って

あたしはデスクに座っていた




ああ、無理かもな



日常が回りだして
それに気づいた




もう、帰ろう



帰り道を
明るい今日からの道に
してくれたのは、キミだった


あたしを

いつもいつも
救ってくれるのは

キミなんだと

あらためて思った



ひとりで夜を越えても
キミはいるんだ


ひとりで泣きながら眠っても
キミはいる


そうだった


パニックになっているときは
気づかないから


落ち着けば
いつもそこに
戻ることができる



また、発作がきても
だいじょうぶ