ふと感じたこと | 風の中で

風の中で

もう一度、風を感じて
夢を信じて…

次女の彼氏が
急性虫垂炎で入院した

それは、彼のおばあちゃんのお通夜の日だった

おばあちゃんが亡くなるまで、落ち着かない日を過ごして
心配して精神的にも疲れてたんだろう

その側で、次女は彼から離れなかった


入院して手術をすると聞いて
向こうの親も、自身母親を亡くして葬儀が始まろうとしている時に
身動きがとれないだろうと思い、

何よりも、娘がそんな事態の時に
ひとりでいっぱいいっぱいになるだろうと思い、


あたしはすぐにその病院に走った


手術が終わるのを待つ次女は
疲れて、小さくなっているように見えた


彼氏の元に行って、帰ってこない
自由奔放な彼女も

それなりに、人生経験を積んでいるんだな
と思った



あたしは

こうして成長していく娘たちの世界が広がっていく際に


片親で、彼女たちに
ちゃんとしたことがしてやれるのかと


なんだか
漠然と不安になった


手術中は、病院から離れないと言い張る娘に
この空いた時間に、必要なものを揃えるんだよ、
付き添いがひとりだと身動きとれないときがあるから、

と説得して準備をふたりでした


あたしは、母が何度も入院して手術もして
小さいときからそういう経験があったから

その時の話を道中でした


心配で泣いていたけど、
しっかりしなくては、と思ったのだろう


無事手術が終わって、ふたりが落ち着いたのを見届けて
あたしは家に帰った


訳もなく、涙が出た


しっかりと、するべきことを娘に伝える自分と
本当は、どうしようとか、これでいいのかとか、思う心細い自分とが居た


パートナーがいれば
こんなとき、いっしょに考えたり
話したり
だまっていっしょにいたり
するのかな

お互いのことではなく
子どもの未来について



あたしは、
子どもたちが巣立って行くときに
自分の足で歩いて行けるようにと、
今まで育ててきた

だから、彼女たちの未来に
何も不安も恐れもない

あたし以上に
しっかりと自分の道を歩くだろう




だけど、


子どもたちのことばかり
考えていて


その時の自分が
どうなるのかなど
考えてはいなかった


はやく、子どもたちが巣立つ時がくればいいと思っていたけど

自分のことなど、頭になかった


そんなことを考えてしまった
出来事でした


また明日から

前を向いていこう