育児休暇を終えて、今年4月に職場復帰してから初めての一週間のバカンス。息子の誕生日旅行でもあったので、行き先はスペイン・サンセバスティアンに決定。美食とアートの街をゆっくり楽しもうと胸を躍らせて旅立ちました。


フランスでは秋のバカンスシーズンということもあり、飛行機もホテルも普段より少し高め。それでも「今しかできない体験だから」と惜しみませんでした。



■ 到着初日



サンセバスティアンに到着した日は体調も良く、穏やかな気候だったので海辺をゆっくり歩いたり、旧市街を下見がてら散策。街角のブティックやレストランをのぞき込みながら、


「ここ行ってみたい」「あれも食べてみたいね」


などと話し合っては、期待がどんどん膨らむばかり。



■ 滞在2日目にして、まさかのダウン



ところが翌日。なんとなく前日から兆候はあったものの、「大したことないだろう」とたかをくくっていた風邪が本格化してしまい、まさかのダウン。私だけ丸2日ベッドの上で過ごす羽目に。



3日目には何とか体調が持ち直したものの、すっかり体力は落ちてしまい、観光も休み休み。街歩きの途中で休憩しながら、少しずつ回復を願う日々。楽しみにしていたピンチョスの食べ歩きやバル巡りも、食欲が戻らず満喫するには程遠い状態でした…家族には本当に申し訳なさでいっぱいです。


色々思い描いた通りにはいかないものだと改めて痛感した旅。

けれど、活気あふれる街と現地の温かい人々に触れ、きっとまた来ようと思える旅になりました。