フランスに住んで気づいた、日本人のちょっと残念に感じるところ


フランスで暮らしていると、日本にいた頃には気づかなかった「日本人の見え方」にハッとする瞬間があります。どれも悪いというわけではないけれど、「もう少しこうだったら素敵なのにな」と感じることがあるのです。




◆ 服のサイズ感


フランスの人は、デザインよりもまず自分の体に合ったサイズの服を選ぶのが上手。シンプルなシャツとジーンズでも、ジャストサイズだとそれだけで“きちんと感”が出ます。

それに比べると、日本では少しゆるめの服を選ぶ人が多い印象。体型を隠せる服は安心感があるけれど、着こなしを少し間違えると、だらしなく見えてしまうことも。




◆ 歩き方


フランスの人は背筋を伸ばし、大きな歩幅で堂々と歩いているように見えます。

一方、日本人は歩幅が小さく控えめ。もちろん、それは謙虚さや奥ゆかしさの表れでもあるのですが、外から見ると少し自信がなさそうに見えてしまうこともあります。




◆ 挨拶の習慣


フランスでは、お店に入るときはもちろん、田舎などでは道ですれ違うときも「ボンジュール」と声をかけるのが当たり前。言わないと失礼な印象になることさえあります。

先日、田舎道を散歩していたとき、日本人の観光客グループとすれ違ったので、自然に「こんにちは」と挨拶をしたところ、驚かれたようで挨拶は返ってこず、むしろじっと見られてしまいました。





フランスという異なる文化の中で暮らすことで、日本人の立ち居振る舞いが、他の国の人からどう見えているのかをより深く考えるようになりました。



海外に暮らしている日本人の皆さんは、こうした視線や文化の違いを、どのように感じ、向き合っているのでしょう?