妊娠してから3回目のエコー診察を受けに行った時の出来事、


診察室に入ると いつもの先生と研修医のような若い女性が一緒に待っていて、全て先生から彼女に経緯を説明しながらの診察でした。

先生

「じゃあ実際にエコーも君がやってみようか」

研修医

「はい。

まずジェルを塗ったらいいんですか?場所はこの辺りですかね?量はこれくらい?

この画面どうやって操作するんですか?」

お2人のやり取りを聞いていると、これは長くなりそうな予感。。。

完全に機械を触ったことの無い初心者みたいなので、せめて先生が一度実演して見せながら彼女に説明してあげたら早いのにー👿と思い、もどかしくなるほど。


予想どおり、彼女は苦戦。なかなか欲しい角度から観察が出来ない様子でしばらく私のお腹をぐ〜りぐりやっていますが一向に画面に胎児の全体像が見えてません。

そしてさすがフランス人と言ってはなんですが、彼女にだんだんと苛立ちも見え始めます。


研修医

「先生、どうやってもうまく見えないんですが一度代わって貰えませんか?」


先生

「まぁまだ…週目で小さいからね〜、欲しい部分を観察するには忍耐が必要だよ、頑張って探してごらんよ👍」


…え"

先生、、放置教育スタイル??

彼女もう若干嫌になってます、代わってあげて💦

と私の心の声も虚しく、だんだんお腹へのぐりぐり具合が強めになってきてます。。

そして案の定、横で見ている先生も少しイライラ。。。

先生

「どれ、しょうがない私がやってみよう」

10分くらい経過したところでようやく選手交代です。


しかし、なんでも胎児がよく動くらしく、欲しい角度に落ち着いてくれないと 先生までもが大苦戦。ジェルが乾いてくるので何度も塗り足し、お腹を強めにぐりぐり、ゆさゆさ されること20分くらいは経ったでしょうか?

やっと観察したい部分の画像が撮れて喜んでいるお2人を横目に見ながら、私は苦痛の時間を乗り越えてホッとします。


続きます。