パティシエに限らずですが、刃物を使用する職業柄 気をつけていても手を切ることもしばしば。

そんな時フランスの現場で何度か耳にしたのが、

「すぐにレモン汁🍋をつけて!」

「塩をかけておくといいよ!」

などなど、彼らなりの冗談で、傷口に塗ると痛いもの🥲を提案しからかってきます。もちろん、大した傷じゃない時にですが。。


今日若い同僚の女性Aが手を切ってしまい、傷口を洗い流していた。彼女は経験者だがこの職場に最近入って来たばかり。

大丈夫?と私が声をかけると


A 「気付かないうちにやっちゃったわ、かすり傷よ、でも絆創膏探し行かないと💦」


そこを通りかかった先輩の同僚男性B


B「どうしたA、手を切ったのか?それは大変、すぐに塩をつけた方がいい。」

と大袈裟気味に言い立ち去って行く。

"ありきたりな冗談"と私は捉えて微笑んだ。

Aも黙って微笑み、絆創膏を探しに行った。

…はずだったのだが、


直後に裏からオーナーの叫び声


オーナー「おいA君、傷口に塩をつけて何をやってる!痛いだろうに、やめなさい!」


❗️❗️❗️😱

Aは、先輩Bのアドバイスを信じ、実行していた。


痛みに顔を歪ませている彼女を見て、

皆一同

この子にこの手の冗談は通じない危険なんだと反省し、心に刻んだ出来事となりました。