昨日、35kmチャリ漕いで
（土砂降りだった）
山に行ってきました
途中、高速道路があり
その近くで誰かが立っているのを確認
ヒッチハイクのおっさんか…？？
私は珍しい人を見ると観察する癖が
あるので
遠巻きに少しの間見ていました
その札には
大阪まで！！
と、デカデカと書いてありました
しかし、土地勘がない模様
なんでか？
その場所は地元民の私もよくわかる
近場移動しか乗り降りされない
小さな高速道路の乗り降りする場所
近隣の住民の利用率が高いのでヒッチハイクに
向かないんです
案の定、しばらく捕まらず
その人から
「ダメだ全然捕まらない…」
と、こちらにも聞こえるぐらいの
声で項垂れていました
助け舟を出すべく、チャリで近づいた
よく見りゃ若い男の子！多分高校生！！
明らかに幼い！そして警戒された
どうしたんだ坊や？高校生か？
家出じゃないよな？？
違います！！大阪まで
行きたくて…
高校生か？の問いには
ち、違います…学生です！！
と繰り返していた。受け答えが大学生では
ない。私も子を持つ親だ
大学生でないことぐらい見ればわかる
大阪？
ここからじゃ
大阪に近づくのは難しい
仙台まで一緒に来れるなら
金は出す。飛行機は台風だから
多分飛ばない。陸路で大阪に
向かいな。新幹線でどうだ
え！？お金！！？
刺激のない旅だが確実に大阪へ
行ける。ただ、私と仙台駅
までは同行することになる
得体の知れない中年と行動が
1番怖いかもしれないが…
どうだ？
見ず知らずの中年に金は出す、
と言われたらアナタはどうしますか？
様々な選択があります
・ついていくのは怖いからお金だけ
貰う
・賭けでついていく
などなど……
そこそこ日は暮れている。
近くに店どころか民家すらない
しっかりと警戒心もあって慎重な
少年なのが伝わる
ただ！そもそもヒッチハイクという
ハイリスクな方法で旅をしようとしている
車に乗せてもらうか、金か
どっちが安心なのか
緊張がピークに達したのか
トラック待ちます！！
と、青年は決めた
私は「そっか、気をつけて」と
その場を去った
断る理由として
目の前にいる中年が全然信用できないとか
学生の思い出でヒッチハイクだけで
辿り着いてみたい、とか
様々な理由があったのかもしれない
けどね、さっきから見てたよ
結構困ってたの
そのまま日が暮れて電灯があまり
ない場所で暗い中車を待つのは
避けたいリスクだ
天気も不安定で雨宿りするにしても
暑さだって厳しい
いきなり来たチャンスに
「はい！！ありがとうございます！」
って、手を伸ばすのも
ひとつの選択肢
欲しい欲しいと言いながら
いざ急にきたチャンスに
いやいやいや！！
と、断っていませんか？
その、謙遜が本音
欲しかったけど今の自分では
受け取れません！って心が願ってる
そして全ての価値判断の
基準になっています
本音は、どうしたい？？
欲しい欲しい言いながら
受け取り拒否してない？
自分の心を見つめてみて