どの会社に行っても、
だいたい仕事はできるけど、
どの会社もあまり長く続かない。
HSS型HSPには、
こういう人が結構いる気がします。
問題が起きても、
なんとか解決できたりするんだけど、
こういう人が辞めたくなる理由は、
「できるから」です。
新人でも仕事を覚えるのが早いと
本来先輩がやる仕事が来る。
でも給料は新人。
問題解決能力が高いと
トラブル処理係になる。
でも役職は変わらない。
人より早く仕事が終わると
次の仕事が来る。
でも評価は変わらない。
能力が高いことで発生した利益を、
本人が受け取れていない。
仕事ができる人って、
単に作業が速いわけじゃなくて、
頭の中に蓄積してきたものがあります。
失敗した経験。
試行錯誤した経験。
勉強した知識。
観察してきたこと。
HSS型HSPの場合、
ここにさらに、
人の表情や場の空気、
仕事の流れまで見ながら、
「このままだと、ここで問題が起きそう」
と先回りしていることもあります。
周りからすると、
簡単にやっているように見える。
でも本人の中では、
今までの経験や知識を使って
かなり高度な処理をしている。
だから判断できる。
だから解決できる。
でも会社って時々、
それを当然のように要求します。
「どうやったの?」
「やり方教えて」
「資料作って」
「マニュアル化して」
「共有して」
もちろん共有自体は
悪いことじゃないけど、
問題は、その知識を作るために
かかった時間や労力が、
無かったことになりやすいこと。
例えば、
10年かけて身につけたものを、
30分で説明してと言われる。
説明したら、
今度はそれが会社の共有財産になる。
でもその10年分は評価されない。
だから能力が高い人ほど、
ある時から違和感を持ち始めます。
しかも、HSS型HSPって、
環境に適応する能力が高い人も多いから、
合わない会社でも、
しばらくは「できてしまう」んですよね。
仕事をしているというより、
自分の頭の中を切り売りしている、
実態は、「仕事が続かなかった人」ではなく、
「能力を出し続ける関係に違和感を持った人」
なんだと思います。