答えに迷っていたら伊沢さんと目が合った


逸らしたら南雲課長と目が合った




南雲課長『まぁ、今すぐ返事しなくていいんですよね?』



人事部長『そうやな!1週間後に返事して!』



1週間でびっくりハッこの人は馬鹿なのか?





会議室を出た私は、今井さんに声を掛けられた


今井さん『色々噂は聞いとるよ!』



私『はぁ………すみません💦』



今井さん『女の人が昇進すると必ずやっかみが出てくる

村木さんならそれに耐えられると思ったんやと思う!』



私『はぁ………私、そんなに強くないんですけどね💦』



今井さん『私は応援してるよ照れ




今井さんの笑った顔を初めて見たびっくり




今井さんも色々耐えて来て課長になった1人



独身、彼氏ナシ、結婚願望ナシらしいキョロキョロ




嫉妬も嫌味も言われて来たとか………






私は今井さんと別れて営業部に戻った





ちょうどお昼になった



今日は私が電話番だから事務所に残った




🍙も食べずに机に項垂れていた




そこへ、コーヒーが置かれた

見ると、伊沢さんだった………





私『伊沢さん………私……どうしたらいいんですかね💦』




伊沢さんはしばらく黙って……
『俺が、アドバイスしたらその通りにするんか?』




私『伊沢さんは私より私の事わかってますよね?

適任かどうかわかりますよね?』




伊沢さん『・・・・・じゃあ、今すぐ主任になって、3年後ぐらいに結婚して、子供産めばいいねんニヤリ



私『何ですか(笑)その適当な人生設計(笑)

それに、3年で気持ちが変わるとは思えないですよショボーン



伊沢さん『それぐらい適当に生きてもいいって事‼️

出世欲がないんやったら係長以上にはなられへんやろ?

係長以上になるには昇進試験受けなあかんし……

俺も主任は村木が適任やと思うでニヤリ




私『はぁショボーン




伊沢さん『それに・・・』



私『はい?』




伊沢さん『主任になったら、給料もちょっと上がるしなニヤリ

生ビール飲めるやんニヤリ




それは……素晴らしいラブ





結局はそんな単純な事で決めてしまったガーン




私は相当アホガーン



後日……
やっぱりポンコツやな笑い泣きと佐伯課長に笑われた