それからしばらくして、奇妙な事があった……
私の机の上にお菓子が置いてある
誰かのお土産なら他の人の机の上にもある
それは私の机の上にだけ
そして、それはスーパーやコンビニにあるような物
それはほぼ毎日
チロルチョコ1個の時もあれば缶コーヒーの時もある
そして、それは誰からかもわからない
誰に聞いてもわからなかった
最初は皆、気味悪がったけれど…慣れってのは怖い物で
それが普通になってきた
でも、久しぶりに朝からデスクワークをしていた伊沢さんは、お昼にそのお菓子を食べる私を見て
伊沢さん『お、お前‼️大丈夫なんか⁉️』
私『何がですか?』
伊沢さん『……何か変な物入れられとったら💦』
私『え?・・・・・
今さら………大丈夫でしょう………💦💦
今まで何もなかったし💦』
伊沢さん『………何もないんやったらええけどな………
お前さ……昔、小学生の頃とかに言われへんかった?
知らない人にお菓子とか貰ったらあかん‼️って……』
私『営業部に、そんな変な人いませんよ』
伊沢さん『そんなんわからんやろ』
私『伊沢さん……そんなに人を疑ったらダメですよ
そのままやと心がどんどんやさぐれていきますよ』
伊沢さん『お前の長所も短所も鈍感なとこやな』
私『失礼な
私はいつもアンテナを張って、周りを見て仕事してますよ』
伊沢さん『……仕事はな………それ以外はな………ポンコツや』
私『………(-""-;)チッ💢
仕事ぐらいは出来ないとね………
30歳・独身・彼氏ナシ・結婚願望ナシ
それだけでも嫌味を言われるのに………
これで仕事もポンコツやとね💦
救いようがないですよ』
伊沢さんは私の真面目な(?)悩みも肩を震わせて笑っていた
伊沢さんのツボは私には全然わからない
結局それは誰からか……今現在2019年になっても……未だにわからない
でも、それは2ヶ月ぐらいで終わりました(笑)
一体、何だったのだろう(笑)