「今ごろ気がついたこと」 | 福が来る家づくり、福井市の住宅リフォーム工務店@アイ・サン・ホーム社長石橋直巳のブログ

「今ごろ気がついたこと」

また、外は雨です!
そろそろ、梅雨があけて欲しいなあ。

<住宅産業はクレーム産業>
誰が言ったか、住宅業界もクレームの多い産業です。
何故だかわかりますか?

その答えは「住んでみないとわからないから」

建売住宅のように、「出来ているもの」を見て買うのならまだしも、「注文住宅」の場合は、お金をもらってから作り始めるので、出来あがるまで実態が「わからない」のです。
(設計図面では何度も打合せしていても、実際に出来たものを見れるのは完成後になる)
考えてみれば、特殊な「産業」ですね。

いくら、ハウスメーカーの人を信用したからと言って、一生に一度のものを任せるには、かなり「勇気のいることだ」と思います。

普通なら、出来上がるまで、「どんなのかわからない」なんて、「不安」でしょうがないのでは?

もし、高いお金を払って出来たものが、「自分の思いと違っていた」となれば、クレームになっても当然だと思うのです。

僕は今まで、「クレームなんか無いほうがいい」と思っていました。
「信頼関係があれば、クレームも減るはず」とも思っていました。


でも、それは間違いです。


クレームは言ってもらわなければならないのです。

分からなければ、放っておくことになりますから。


クレームには、「家のケガ」「家の病気」も含まれます。

人間と同じで、早く治療すれば、大事にならなくて住むのに、後回しにしたがためにとり返しのつかないことになる場合があるからです。

放っておいてはダメなこともあるのです。

気づいたのは、お客さまの
「ずっと良くしてくれたから、言わない方がいいかと思っていたんだけど」
という一言でした。

「悪いかな?と思って言えなかった」
とおっしゃったのです。

クレームが無いに越したことはありませんが、
クレームを言わせないようにしていただけかもと思うと、


恥かしくなりました。


お客さまは、ずっと「笑顔」でいたいはずだし、

僕も「笑顔」でいたい。

おうちも健康でいたいはず。

気がつかせてくれた、Mさん、ありがとうございました。

今日もありがとう。
「ありがとうの波動」は「幸せを呼び込む」と聞きました。
あなたに送ります、
>>>>>>>>『ありがとうの波動』<<<<<<<<