朝9時くらいだったと
思う。
ピンポーン
とチャイムが鳴った。
モニターを
覗くと
そこには義両親が
立っていた
旦那が
直接玄関に行き
対応してくれた。
旦那と義両親の
やり取りが
響きわたっていて
恥ずかしくなり
中に入れた。
その日は日曜日
恐らくご近所さんに
丸聞こえ
だったであろう
何やらお金を
包んで持ってきたらしい。
旦那は終始不機嫌。
今更感があったけど
一応旦那の親だ。
素っ気なくも出来ず
とりあえず🍵を出し
義両親の前に座った。
新築の🏠には
仏壇がある。
母と一応お父さんの
祖先を見るために。
本来は父か兄が
仏壇とお墓を
見なきゃいけないのだが
二人共に東京だし
マメに見るタイプでもない。
前に住んでいた実家は
父の借金の肩に
銀行に取られ
今は他の人の所有に
なっている。
その為
一緒に見ることにしたのだ。
嫁に出た身で
仏壇を置いていたので
義両親から
何か言われるかなと
思っていたけど
さすがにそこは
スルーだった。
義両親は
仏壇に手を併せた後
しばらく
来なかった事を侘びた。
私は
侘びてくれた事で
ホッとして
特に何の怒りも
湧いてこなかった。
まだまだ
お店も軌道に
乗り始めたばかりだし
全てが始まった
ばかりだったから
正直それどころでは
なかった
義両親とは
一応和解したが
旦那は
実の弟夫婦とおばの事は
絶対許さない
と
まだまだ長引きそうな気配。
しかし
旦那の実家に
行かない限り
みんなと会うこともないから
まずいいなと
平穏な日々を送っていた矢先
義母が乳ガンと診断され
病院🏥で
義弟夫婦と義おば夫婦に
会う事となった
さすがに病院🏥だから
バトルが
始まる事はなかったが
終始険悪ムード
そんな私たちの間に
挟まれ
ガンと診断された
義母は
無事手術を終え
自宅に帰ってきて
間もなくして
心を壊してしまった…
続く…