３０代前半独身女が不倫して訴えられたブログ

最後に

この記事で最後になると思います。（アメンバーさん、あと２つ書くて言ったけどやめました！）本気だ、と言われてわたしも本気で好きになって、でも裏切られて、裁判になって、先が見えなくて不安で・・・既婚者は独身に手を出したらだめだと思う。手を出すなら離婚してからにしてください、と言いたい。既婚者には戻る場所がある、独身には戻る場所なんてない。不倫っていっても、いろんなかたちがあることをアメブロで知りました。わたしからはなにも言えないけれど・・・わたしは訴えられたときに、ネットでいろいろと調べました。でも、自分と同じ状況での事例はありませんでした。先が見えなくて本当に不安でした。奥さん不倫してるのに３３０万円っておかしいよね？て思っていました。「奥さんの不倫はあなたには関係ない」このブログにそう批判コメントをした人がいました。どういう立場で言ったのかわからないけど、奥さんの不倫はわたしに関係ありました。だから慰謝料が２０万だった。いろんなコメントがきたりしたけど、裁判官に判断してもらって、こちらの味方になってもらって、むこうをひどい夫婦だと認めてもらって、「わたしだけが悪いんじゃない」と認められた。こういった状況では裁判官はこう判断した、というひとつの参考になったらと思います。最後に。このブログを読んでくださってありがとうございました。結論、３０代の独身女が３３０万円請求されたけど、裁判官はあちらの夫婦はひどい夫婦だと認めてくれて、２０万円の支払いで済みました！コメント欄開放しておきます。批判でもなんでもどうぞ！

アメンバー限定記事支払った弁護士費用　その後

支払った弁護士費用

アメンバーのみなさんへ前記事にアメ限の記事かいてます！※現在アメンバーは受け付けていません。すみません。********************こうして裁判は終わりました。そして、支払った弁護士費用について。本当は細かく載せようと思っていたのですが、この資料も一茶の家においたままなので、ざっくり載せます。弁護士費用は着手金を含めて、　９０万円　でした。請求額　３３０万円　から３１０万円の減額。それを報酬の計算式に当てはめて、着手金もあわせて　９０万円。今回の裁判で全部で１１０万円　を支払いました。（弁護士費用９０万円慰謝料２０万円）ちなみに、むこうは弁護士費用のほうが高くついているので、マイナスです。（たぶん２０万円マイナス）わたしが和解か尋問か迷っていたときに、弁護士さんが「むこうはいまの段階で弁護士費用のほうが高くついてます。マイナスですよ」と言っていたので、それも和解にした理由のひとつです。むこうとしては「あいこは１１０万失った」と、いい気持ちかもしれません。というか、そう思うしかないように思います。こちらとしては「むこうは２０万失い、裁判官からも相手されずに、ひどい夫婦だと認められて、ざまあみろ」と思っています。（言い方ひどくてすみません）もし裁判にいかずにその前でわたしがお金を支払っていたら、失った金額は１１０万円より少ない。でも、結論として１１０万円かかったけど、裁判できちんと結果が出て、気持ちがスッキリして、よかったとおもいます。裁判にいかなかったら、むこうにはお金が入っていた。それを止めることができてよかった。裁判はとても苦しかったけど、納得いく結果が出てよかったです。

アメンバー限定記事アメンバーの皆様へ

相手の陳述書

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************「絶対むかつきますよ！わたしもむかつきましたから」と弁護士さんが言ってた相手の陳述書。受け取ったときは、内容をブログで全部披露してやりたい、と思ってた。でも陳述書がいまも一茶の家にあること、それに、価値のない陳述書だ、ということで、特に覚えていることだけ。わたしは表紙の手書き部分を丁寧に書いて実印を押した。相手はさらさらっと書いた感じで、認印だった。（実印を押す人のほうが少ないんじゃないかとおもう）そして、とりあえず嘘が目立った。証拠で嘘ってわかっていても、それを認めることはなかった。そして「あいこさんからの連絡が怖くて仕方ありませんでした」みたいなこと書いてた。それを見て一茶が「そんなやつがあんな暴言吐いたりあんな態度とれんやろ！追いかけるとか！まじで笑える！」と言ってた。「准一には何でも話せる仲なので同僚のことも話していました」みたいな、話せる仲だから仲がいいんです、アピールをしていた。そういえば、「うちは嘘とか隠し事がきらいやから同僚とエッチしたことは自分からすすんで准一に言った」みたいなことを当初言ってたな。（裁判前）「うちは曲がったこと大嫌いやから」って。笑わせるな。音声が残されてると知らずに嘘ばっかり。そのとき、わたしが「わたしが聞けっていって、准一があなたに聞いたんですよ。聞かれたから同僚とセックスしたこと認めたんじゃないですか。音声データ全部残ってますから」って言った。曲がったこと大嫌いなら同僚とセックスするな、と言いたい。曲がったこと大嫌いなら家庭を大事にしろ、と言いたい。（すみません、感情的になりました）そして、准くんの陳述書もあった。尋問でむこうの証人として法廷に立つ予定だったから、もちろんむこうの味方の陳述書。内容はあまり覚えてないけど、わたしが証拠を出して、准くんの嘘がバレているので、それを償うようなことを言っていた。それに証拠ではっきり出ている部分は（准くんからのメールが証拠になっているもの）「僕はこういう認識でした」とか奥さんを否定することもきちんと書いてた。ふたりの陳述書は、読みながら「は？」て思うことだらけだった。そりゃこっちの弁護士さんはむかつくやろって思うし、そりゃ裁判官はこっちの味方になるやろと思った。

和解

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************和解の期日。弁護士さんから和解が成立したと連絡が入った。後日、書面を直接取りに行った。裁判所の和解の謄本？と、相手の陳述書、そして弁護士さんへの報酬の支払いについての書面をもらった。和解の謄本をさらっと見て、報酬の説明を受けた。終わってみれば、この弁護士さんにお願いしてよかった。３３０万円の請求だったけれど、２０万円の支払いで済んだ。「先生のおかげです」と言うと、「あいこさんが証拠をたくさん持っていてくれてたからです」と言われた。裁判はほんとうに精神的にぐちゃぐちゃだった。でも、裁判官に気持ちが伝わって、むこうをひどい夫婦だと認めてくれてよかった。わたしだけが悪いんじゃない。不倫をしてる人って、当事者のひとりが悪いわけじゃないと思う。「不倫は共同不法行為」それなのに一方がせめられたり、一方が責任逃れしたり、それは違うとおもう。（個人的な意見）あいさつをして、弁護士事務所をあとにして、一茶の家にむかった。一茶に書面を見せた。一茶が２つのことに気づいた。そのうちのひとつ、和解の書面に、期日に裁判所に出頭したのはお互いの弁護士のほかに、准くんが出頭していたこと。出頭した人物の名前の中に、准くんの名前があった。准くんがあの和解の場にいたんだと知った。弁護士さんは准くんに会ったんだ、とおもった。どんな気持ちであの場にいたのか、複雑な気持ちになった。気づいたことのもうひとつは省略します。そして、相手の陳述書を見た。

和解か尋問か③

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************悩んだけれど、和解をすることにした。もう１年裁判をするのも疲れるし、着手金で２０万はかかるのはお金がもったいないとおもった。「准一と縁が切れてほしい」そう言った一茶のことばも大きかった。一週間後に弁護士さんとZOOMをした。「仕事、忙しいですか？」と、裁判とまったく関係ない話からはじまった。そして「まず、ボコボコにする方法を考えたんですけど・・・」と言われた。今回の打ち合わせはわたしの和解か尋問かの話をするだけだと思っていたし、「ボコボコにする」という話は前回で終わってたと思ったから、本当に考えてくれててびっくりした。「先生、考えてくれたんですね」弁護士さん「はい、考えましたよ笑」そう言って、教えてくれた。そして、わたしは「和解をする」と伝えた。それがいいですよ、と言われた。「あの夫婦はこの先離婚しますよ」と、弁護士さんが言い出した。きっとわたしの気持ちを楽にしてくれるためだとおもう。わたし「でもバレたあとすぐにセックスしてるんですよ。だから離婚することはないとおもいます」弁護士さん「うーん、少なくとも准一さんは奥さんのこと好きじゃないですよ。准一さんの言動からわかります」ほんとうにそう思ってるのかわからなかったけど、そうやって気をつかってくれたのはありがたかった。わたし「先生、むこうの陳述書って見せてもらえないんですか？」弁護士さん「見ますか？絶対むかつきますよ！わたしもむかつきましたから」わたし「先生もむかついてくれたんですか？笑」弁護士さん「むかつきましたよ。こっちは証拠出してむこうの嘘が明らかになっているのに、当初と同じこと主張してましたから。この期に及んでまだ嘘つくんかって思いました」こちらが提出した書面は、裁判官も認めてくれる書面だった。結論も出たし、ざっくばらんに笑いを交えて話ができた。「むこうの陳述書は今度お渡ししますね」弁護士さんはそう言って、打ち合わせは終わった。数日後、和解条項案というのが送られてきた。むこうからひとつ、わたしからひとつ、修正をお願いして、案が固まった。そして、和解の期日を迎えた。

和解か尋問か②

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************「法に触れずに相手をボコボコにする方法」弁護士さんが考えてくれたけど、わたしがつかえそうなものがなかった。「なにかいいものがないか考えておきますね」と弁護士さんが言った。尋問に進みたいと思っていたけれど、弁護士さんの言ってたこと、■和解の場合は、求償権を考慮して相手には２０万円の支払いで済む。■尋問だといくらになるかわからない。これ以上は下がらないと思う。■尋問だと金額が確定した後に求償権を行使することになる。そしたらまた裁判で1年かかる。その裁判はまた別の契約になるから着手金がかかる。(わたしの支払う金額が大きくなる)特に、赤文字部分を聞いて迷いが出てきた。「あの夫婦には関わらないほうがいいですよ。あいこさん、これまでの裁判でとてもいやな思いをしたと思いますし仕事も手につかなかったのではないでしょうか。時間がもったいないですよ。前をむいてほしいです」そんな感じのことを言われた。「どうするか考えさせてください」そう言ってZOOMを切った。一週間後に、どうするか連絡することになった。弁護士さんとは２～３時間話した。ZOOMを切って、一茶に連絡。一茶は「それなら和解がいい。俺やったら和解する」と言った。そして「はやく准一と縁が切れてほしい」と言った。そして「むこうの陳述書は？送られてないん？めっちゃ見たいんやけど笑」と言ってきた。たしかに。むこうは何を書いてきたんだろう。

和解か尋問か

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************今後の流れについて確認があった。「和解にするか尋問に進むかなのですが」そう言われたけど「和解する気なんてまったくないです」と答えた。弁護士さんの説明によると■和解の場合は、求償権を考慮して相手には２０万円の支払いで済む。■尋問だといくらになるかわからない。これ以上は下がらないと思う。■尋問だと金額が確定した後に求償権を行使することになる。そしたらまた裁判で1年かかる。その裁判はまた別の契約になるから着手金がかかる。(わたしの支払う金額が大きくなる)「40万だから少額訴訟ですぐに結論出せるんじゃないですか？」と聞いたら「少額訴訟はしっかり調べないので納得いかない結果になりやすいです」みたいなことを言われた。「先生はどっちがいいと思いますか？」と聞いたら「和解ですね」と言われた。「でも裁判官がむこうをひどい夫婦って認めてるんだから、和解案も求償権考慮で半分じゃなくて、わたしが10万、准一が30万とかの負担割合にしてほしいです」と言ったけど「それだと和解が通らないとおもいます」とも言われた。弁護士さん「これまで何人も尋問されていますが終わった時にみなさんとてもむかついていらっしゃるしとても疲れています。尋問は絶対むかつきますよ。精神的によくないです」わたし「でも尋問やりたいです。むこうがなんて言うか見てやりたいです」弁護士さん「絶対むかつきますよ。でもわたし自身は尋問が好きです」わたし「え？好きなんですか？」弁護士さん「好きです。弁護士になったのも尋問がやりたかったからです。相手の矛盾をついてせめていくのが得意ですw」←あえての「w」そんな感じで、弁護士さんと笑いながら話した。わたし「あと先生、和解だと条件つけることできますよね？接触禁止っていう条件をつけてほしくないんです。だから和解は嫌なんです」弁護士さん「接触禁止は、わたしはあいこさんのためにつけたいと思っています。むこうは何をしてくるかわからない、危険な人物ですから。。･･･接触する気ですか？」わたし「はい、裁判終わったら友達に頼んであの夫婦をボコボコにしたいんで」弁護士さん「それは警察呼ばれますよ。あいこさん捕まっちゃいますよ」わたし「いや、むかついて仕方ないんですよ。謝らせるだけでもしたいんです。先生、法に触れなくてむこうをボコボコにする方法ないですか？」そう聞くと、その場でいくつか考えてくれた。

裁判官の心証開示④

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************次の日に弁護士さんとzoomで打ち合わせをした。一番はじめに言われたこと。「裁判官はかなり　こちら側　です」・・・！！！！やっぱりそうなんだ！わたし「ですよね？なんかそんな感じしました」弁護士さん「あの書面でもそうですが、こちら側の主張をきちんと認めてくれています」わたし「それでも４０万なんですか？」弁護士さん「そうですね、裁判が終わったあとにわたしも裁判官に直接聞いたんです。『かなりこちらの主張を認めてくださってますが破綻とは言えないのでしょうか。慰謝料ゼロにはならないんでしょうか』と。でも『破綻と認めるのはなかなかできないです。不貞行為があったことは事実なのでさすがにゼロにはできないですね』と言われました」・・・そっか・・・裁判って、裁判官によって基準が異なったらよくないし、判例である程度の「具合」が決まっている。「破綻」と認められるのは別居していたとかではないと本当に難しいと言われているし・・それなら仕方ないのか・・・続けて、弁護士さんが言った。「裁判官は奥さんはかなり同僚と仲がいいですよねと言っていました」ちゃんと伝わってた。そして、「あと、むこうはひどい夫婦ですね～と言ってましたよ」と言われた。わたし「え、ほんとですか？」弁護士さん「はい、ひどい夫婦だ、と。こちらの気持ちをよくわかってくれてました」弁護士さんは笑ってた。これ、裁判官は完全にこっちの味方やん。わたしの主張が通って、むこうの主張は通ってない。裁判官が、ひどい夫婦だと認めてくれた単純にうれしかった。でも、なんで４０万・・・・・わたしが「それならもっと低くしてほしいんですけど」というと、弁護士さんが言った。「４０万ってかなり低いですよ。離婚しない場合の相場が５０～１００万って言いますけど、これは不貞の回数によって異なるんです。５０万というのは、不貞回数が１回とか２回の場合です。あいこさんの場合は回数も多いし１００万とかいってもおかしくなかったんです。私も８０万くらいかなって思っていました」そうなんだ・・・相場が５０～１００万っていっても、それが回数によって違うとは知らなかった。(でもそう言われたら納得)てか１回だけの不貞でも５０万とられるんだ・・・（そりゃ奥さんからしたらたとえ１回だとしても精神的苦痛だと思う）てか、先生は８０万くらいって思ってたの？そこウケるんですけど・・・・・・・・・いくら裁判官がこちら側に立ってくれていても、不貞行為があったのにゼロになるなんて、そんなことはないんだと知った。そこは法律で判断される。そして、今後の流れについて話があった。

裁判官の心証開示③

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************裁判官からの書面を確認すると、思ってないことが書かれていた。一度読んだだけでは意味がわからず、何度も読んだ。・・・どういうこと？一茶から電話がかかってきた。一茶「あいちゃん、これって・・・」わたし「うん、これって・・・」一茶「裁判官、めちゃくちゃこっちの味方じゃん！！！！！！！」そう、裁判官の書面にはこちらの味方であるような、こちらの主張を認めた内容が書かれていた。わたし「これって、わたし用の書面かな？むこうの言い分通ってないやん」一茶「いや、どっちにもこの書面やろ。これめちゃくちゃいいやん」わたし「でも４０万だよ？」一茶「４０万やけど、裁判官はこっちの味方。むこうはムカついとるやろ！」わたし「明日先生と打ち合わせだから、そのときちょっと聞いてみる。なんか裁判官と話したらしいんよね」４０万円、というのを聞いて、裁判官はわたしのことを悪いやつだと判断したと思った。でも違った。下記が裁判官からの書面。「和解案」です。わかりやすくするために原告を奥さん、被告をわたしに書き換えています。***裁判所和解案当裁判所は上記事件について、現時点での主張及び証拠を前提とする心証に基づき、下記の和解案を提示し、和解勧告を行います。記１和解案あいこは奥さんに対し、４０万円を支払う。２理由あいこの准一との性交等の不貞行為は、令和元年５月から１２月まで行われていた。他方、奥さんは職場の同僚と平成３１年３月頃からデートするようになり、令和元年の夏から秋頃に性交等の不貞行為をしていた。奥さんと准一との間では、令和元年８月に子を連れて出かけたり、性交渉をしており、あいこの不貞行為開始時において奥さんと准一との婚姻関係が破綻していたとまではいえないが、上記の奥さんの事情に加え、准一は奥さんが同僚とデートしていることなどを認識して奥さんとの関係の悪化とともにあいことの不貞行為に至っていることなどを考慮すると、あいこの不貞行為開始時において奥さんと准一との婚姻関係は悪化していたものといわざるを得ない。それらの事情を総合考慮し、現段階での和解案としては、奥さんの慰謝料は、請求額から一定割合を減額し、４０万円とするのが相当である。以上わたしが主張していた「セックスは５月から」を認めてくれているし、奥さんが言っていた「同僚とセックスしたのはあいこが准一を束縛するようになった11月か12月頃である」を否定している。わたしが言ったことを、わたしの主張を認めてくれている。・・・それでも４０万。複雑な気持ちになった。そんな気持ちを抱えて、次の日、弁護士さんとzoomで打ち合わせをした。

裁判官の心証開示②

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************わたしは一銭も払いたくなかった。けれど、裁判官は慰謝料を払え、と判断してきた。その金額は　４０万円　だった。離婚してない場合の相場が５０万～１００万。その５０万より１０万低いだけ。なんであんなやつらに慰謝料を支払わないといけないのか、裁判官が払えと判断したことが悔しかった。弁護士さんが言った。「その理由なんですが、書面でもらっていますので、それを今から送ります。それ以外にも裁判官から直接話を聞きましたので・・・」がまんできなかった。わたし「先生、いまからその書面を読んでください。なんて言ってたんですか？」弁護士さん「メールを送るんで・・・」わたし「いや、いま知りたいんで。読んでください」弁護士さん「わかりました。読みますね。原告が・・・被告が・・・」弁護士さんが読み上げるけど、原告とか被告とかなにを言っているのかわからなかった。わたし「先生、なんて言いました？原告？被告？」弁護士さん「あの、たぶん書面を読んだほうがわかると思います。聞いてもわかりにくいかと・・・」わたし「・・・そうですね・・・」弁護士さん「すぐに送ります。それと今後の流れについて打ち合わせをお願いします。今日は別の打ち合わせが入っているので明日の夜はどうですか？」わたし「・・・わかりました、大丈夫です」弁護士さん「あと、裁判のあとに裁判官から直接話を聞いているので、そのことも打ち合わせでお話しします」わたし「・・・・・・わかりました」そう言って電話を切った。すぐに一茶に電話をした。電話をしながらメールを確認した。わたし「慰謝料４０万払えって！なんなん、ほんと最悪なんやけど」一茶「なんて言われた？」弁護士さんからメールが届いたので、そのまま内容を見ずに一茶に転送した。わたし「いまメール転送した。なんか言ってたけどわかんない。とりあえず書面見ろって」一茶「ちょっと待って。俺もメール見るわ。一旦切るよ？」そして一茶との電話を切って、裁判官からの書面を読んだ。・・・あれ？・・・・・・・・・どういうこと？そこには思ってないことが記載されていた。

裁判官の心証開示

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************裁判官が心証を教えてくれる期日になった。和解の提案もあると言われた。もちろん和解なんてするつもりはない。数日間、いろいろ考えていた。裁判官にどううつっているのか。むこうがこれまで主張してきたのはわたしがいかに悪いやつかってことだった。一茶に言われて、そっか奥さんが他の男とデートしてるの娘さんは知らなかった、わたしのせいで知ってしまった、と思われてるのか、と思った。陳述書に書けばよかった、と後悔した。奥さんが「既婚者は法律で守られるんやからな」と言ってた。そう考えると独身のわたしは何も守られない。それに裁判での主張がむこうのほうが１回多いことが気になった。裁判官はわたしの主張を聞く気がないそういう印象を受けた。でもむこうは証拠の提出がほとんどない。わたしが送った大量のメールとか家族で花火大会にでかけた写真はあったけど。。そう考えたらわたしはしっかり証拠出てるし、「今回は慰謝料払わなくていいです！」と言われる気がした。むこうの請求は３３０万円。離婚してない場合の相場は５０万～１００万。もしも払えって言われても１０万かなそしたら求償権つかって5万じゃん！２０万って言われたら求償権で１０万か･･･でもわたしは一銭も支払いたくないってはっきり陳述書に書いたからと、慰謝料ゼロを期待していた。何度か書いたけど、奥さんが家庭を大事にしている人ならわたしは素直に払う。(そもそもそういう奥さんだったらわたしは准くんと付き合ってない)でも他の男と恋愛を楽しんでるやつになんで慰謝料を支払わないといけないのか、納得いかないから裁判になった。時間になっても弁護士さんから連絡がこない。仕事が終わる時間になっても連絡がなかった。会社を出て、すぐに弁護士事務所に電話をかける。弁護士さんが出て、話をした。「慰謝料ゼロです」そのことばを期待していた。弁護士さんが言った。「まず慰謝料の金額なんですが･･･」実際に何と言ったか忘れたけど、その言葉を聞いて、「ああゼロじゃないんだ」とわかった。「･･･万円です」弁護士さんが金額を言った。慰謝料なんて払いたくなかったのに裁判官は払えと言ってきた。目の前が暗くなった。「その理由なんですが･･･」弁護士さんのことばにかぶせて「なんでですか？なんて言ってたんですか？」と、感情的に言った。終わったそう思った。******金額については次の記事できちんと載せます。

とある掲示板

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************裁判官の心証開示の直前。一茶がとあるインターネット掲示板のURLを送ってきた。あとで知ったけど、とても大きな掲示板。そこには「○○高校の春香」というスレッドがあった。○○高校は、准くんのこども、奥さんの連れ子が通っていた高校だった。そのスレッドをみると、「○○高校３年。こいつ傷害事件起こして逃げてる」という、「春香（仮名）」という子についてのことが書かれていた。そして、「○○と○○がグル」と３人の名前が載っていた。その名前の中には、准くんのこどもの名前があった。ありきたりな名前じゃないから本人だと思った。そういえば、准くんが「家庭で問題が起きてる」と言ったり、夜中から朝まで警察署にいたことを示すグーグルマップのロケーション履歴を送ってきたことがあった。「警察署ってなに？」と聞いたら、「本人の名誉のために詳細は言えない」と言ってた。わたし「なに？だれのこと？」准くん「一番上（の娘）」わたし「なに？名誉のためって、加害者？被害者？」准くん「今回はどっちもいない」それは秋だった。掲示板に書かれていたのはその年の春だった。掲示板の存在を教えてくれた一茶が言った。「あーあ、あいちゃんが親が不倫してるって言ったからこどもがグレたんやろ」わたし「ここに書かれてるの、春だからわたしが言ったからじゃないよ。奥さんのせいでしょ」一茶「なんで？」わたし「奥さんが言ってたから」一茶「なにを？」わたし「同僚とのこと」一茶「こどもに？」わたし「うん。准一が言ってたよ。一番上の子には同僚とのことを相談してるって。上の子は彼氏を家に泊めたり彼氏の家から帰ってこなかったり、大人なんだって。むしろ奥さんは真ん中の子にも同僚とキスしたこと言ってたよ。”ちゅっちゅした○○くん～”て言って奥さんをからかってたみたい」一茶「は？」わたし「奥さんちゅっちゅしたことが言いたくて仕方なかったんやろ。舞い上がってたんじゃない？」一茶「こどもに言うことじゃないやろ」わたし「同僚とデートで家にいないってこども知ってるし。思春期なのにね」一茶「ごめん、俺勘違いしてた。何も知らないこどもにあいちゃんが言ったのかと思ってた」わたし「違うよ。ちゅっちゅしたりデートしたりはみんな知ってる。てかわたしわざとこどもに言ったわけじゃないから」当事者でなければ全てを知ることは難しい。言わなければその事実を知らないまま判断される。次の記事は裁判官の心証開示に入ります。

元カレ

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************陳述書の提出期限と裁判官の心証開示まで一週間あった。その間に、元カレに連絡をした。一茶にも言われて、連絡をとった。裁判になったこと、いまの状況を伝えた。「俺のせいでごめん」と言っていた。もしわたしが元カレと結婚してたら、こんなことにはなってなかった、という意味だった。ブログに書いてなかったけど、わたしは准くんに言い寄られたとき、元カレとまだ付き合っていた。１０年付き合ったけど、いろいろあって結婚が進まなかった。准くんに本気だと涙流されて、わたしも好きになってしまっていて、それなら彼氏と別れないとだめだ、とばかなわたしは彼氏と別れた。准くんと付き合っている間に、元カレと連絡をとったことがあって、既婚者と付き合っていることにそうとう怒っていた、というかあきれてた。准くんはまさか１０年付き合ってる彼氏と別れるとは思ってなかったんだと思う。お互い相手がいる中で、と軽い気持ちだったんだと思う。でも　「本気だ」　って泣かれたら信じてしまうくらいわたしはばかだった。元カレに、「もしうちら結婚してたらむこうにも慰謝料請求できたのにー」って言った。「俺のせいでごめん」と元カレは言った。「てかさ、結婚してたらわたし、そもそも絶対不倫してないよ」わたしは、既婚者である准くんと付き合うために１０年付き合った彼氏と別れた。准くんとの将来を、はっきりと描いてたわけではないけど、「本気だ」　と言われて、「この人と一緒になりたい」　と思ってしまった。騙されたわたしがばかだった。そう、わたしがばかだった、けれど覚悟をきめたわたしに対して謝罪もしないようなくそ男をそのまま逃がすわけにはいかなかった。あのとき、准くんに言い寄られたときに元カレと結婚していたら、とかもっと世間を知っていたら、とかいろいろ思うことはある。元カレと連絡をとって、涙が出た。涙が出たことは、一茶には言えなかった。

陳述書③

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************出来上がった陳述書を弁護士さんにメールで送った。弁護士さんが少し手直ししてくれて、提出する書面が出来上がった。手直し、といってもほぼわたしが書いたとおりだった。一文、「准一に言いたいこと」の部分に「制裁を受けるべきです」と書いていたのを削除されていた。（まあ、そうだと思うけど・・）そして弁護士さんから陳述書の表紙がメールで送られてきて、「これを印刷して住所と名前を書いて、印鑑を押したものを郵送してください」と言われた。裁判官が見るものだから、丁寧に書こうと思った。ネットで　「ペン習字見本」みたいなのを調べて、一文字一文字丁寧に書いた。印鑑は、実印を押した。裁判官に本気の陳述書だということを伝えたかった。

陳述書②

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。前の記事で「同僚」「元カレ」間違えてたとこあったので修正しています。********************わたしは陳述書で奥さんのことを　「原告」准くんのことを　「准一」と呼び、その他の人については奥さんの同僚のことは　「○○くん」チーフのことは　「チーフ」准くんの母親のことは　「みこちゃん」とそのまま呼び名で書いていた。変に堅苦しくなるより、そのまま書いた、ということが伝わればいいなと思った。陳述書の最後に書いた、「奥さんに言いたいこと」「准一に言いたいこと」本当に言いたいことを詰め込んだ。この文章に、わたしの気持ちが全部詰まってる。下記、提出した内容そのままです。（名前は違う）「原告に言いたいこと」私と准一がやり取りをする前から、原告は同僚くんとデートをする仲でしたし、春には「同僚のこと好きになりそう」と准一に言っていたそうです。「原告が自由だから俺も」と、准一が私に手を出すきっかけになったと思います。子供が大切なのに、なぜ子供との時間よりも同僚くんとの時間を優先していたのでしょうか。理由をつけては同僚くんとの恋愛を楽しんで、准一が不倫をしているのがわかると激怒して、自分のやったことは棚に上げ、准一と二人で結託して私だけを悪者にして慰謝料請求をするのはおかしいです。一銭も払いたくありません。「准一に言いたいこと」准一は、当時私が元彼との将来のことなどに悩んで神経科に通院し薬を服用していることを知っていたのに、関係を断とうとしても「本気だから。」と言って関係を継続させようとしました。既婚者なのに自らの性欲で独身に声をかけ、自分の言動に責任を取らず、結果として原告と二人で結託して私だけを悪者にして慰謝料請求するのはおかしいです。赤文字が、特に言いたかったこと。今回の状況で、嘘ついて逃げて、傷つけても謝らなくて、自分たちの言動を棚にあげて、二人で「あいこが悪者」と、「わたしだけ」責めてること。それが納得いかなかった。独身が既婚者に手を出したらいけない。そんなのわかってる。逆に既婚者のほうが独身に手を出した。それを断れなかった、だから独身のわたしが全部わるいの？「本気だ」って涙流されて、奥さんが他の男と遊んでるって聞かされて、奥さんとの会話を直接聞かされて、奥さんはたしかに「うち、同僚のことが好きなんかな？」と言っていて、デートしてて、その男とセックスしたの認めてて。准くんから愛してると何度も言われて、幸せだと言われて、でもそれを信じたわたしだけがわるかったの？おかしいやろ、既婚者は守られるって。既婚者と知りながら付き合った、だから独身が悪いっておかしい。謝罪してほしかっただけなのに逃げた。わたし以外にも過去に付き合った女性を妊娠させて逃げた。責任をとらず逃げればいいと思ってるクズ男。そして家庭をないがしろにしてほかの男とセックスしながら精神的苦痛だと慰謝料請求してきた女。法律はそんなやつらの味方をするのか、納得いかない、という気持ちをぶつけた。

陳述書①

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************打ち合わせに際して、弁護士さんから「陳述書の書き方例」というようなものが送られてきた。交通事故の裁判の内容で陳述書の一部が載っていた。また、「准一との出会い」「准一から奥さんのことをどう聞いていたか」など、弁護士さんが箇条書きにして陳述書にいれる小見出しをつくってくれていた。最後に「奥さんに言いたいこと」「准一に言いたいこと」という部分があった。好きなように書いていい、と言われた。本人に言いたくて仕方ないことをこの「奥さんに言いたいこと」「准一に言いたいこと」の部分に込めようと思った。「何枚書くんでしょうか」と聞くと、「何枚でもいいですよ」と言われた。zoomでの打ち合わせ。出来上がったら弁護士さんにメールで送信することになった。弁護士さんへの提出期限まで１０日くらいあったとおもう。余裕だと思っていたけれど、仕事をしながら、（業務外のレポート提出の締切日と重なった）土日含めて一週間くらい時間がかかった。出会いから現在まで、準備書面に嘘はないので、準備書面に記載したことも含めながらそのまま事実を述べた。(なんでも書けると言っても尋問があるから嘘は書けない)准くんと仲良くなったきっかけの、准くんからのことば。准くんからの個人的な連絡。准くんからの告白。こちらはいったん拒否したこと。それでも涙を流して「本気だ」と言われたこと。奥さんが同僚と、デートしていること。その間にこどもを准くんにあずけて、准くんはこどもと遊ぶ様子をテレビ電話でつないで見せてくれていたこと。証拠として残ってないから言えなかった、奥さんと同僚の具体的なデートの場所も書いた。そして奥さんが同僚とは違う、元カレともドライブしたり出かけたりしていること。その元カレは奥さんのことが好きだと言っていること。その上でデートしていること。音声データの中に、元カレのことも入っていたから、裁判官にも事実だと伝わると思った。元カレとはセックスしたとかは証拠がないから（不貞行為、とはいえないから）準備書面では書けなかった。でも、陳述書なら言える。准くんは「奥さんとはセックスしない」と言って、その証拠を送ってきた。本当に奥さんとしなかったから、奥さんはキレた。だから奥さんとやった。「やったけど、あいぴとの関係を続けるため。奥さんとのセックスは愛なんてこもってない」准くんが言った数々の言葉も載せた。バレたあと、准くんが奥さん側について、わたしに浴びせた暴言についても載せた。奥さんが　中卒ヤンキー　ということも載せた。ひどい暴言の数々だったこと、脅してきたこと。音声データで奥さんの口調や、声質は裁判官に伝わっているから、奥さんの人柄に納得してもらえると思った。准くんの母親に連絡した経緯も、すべて記載した。そして最後に「奥さんに言いたいこと」「准一に言いたいこと」を書いた。

陳述書の意味

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************陳述書。弁護士さんから教えてもらって、目からうろこだったこと。「これまでの　”準備書面”　は法律に関係すること、証拠があることしか主張できませんでした。言いたかったことがたくさんあったと思いますが、言えなかったですよね。陳述書はあいこさんの自由に書いてください。法律とか関係なく、言いたかったことを言えるのが陳述書です」それを聞いてぱっと心が晴れた。言いたかったことがある。たくさんあるのに、「それは証拠として弱いです」とか「これは使えないですね」とかそう言われて主張できなかった。言いたいことが言えず、ずっと溜まっているものがあった。でも、陳述書は言いたいことが言える。いままで押さえつけられていたものから解放されて、うれしかった。「陳述書を書くにあたって、すこし打ち合わせをしましょう」と言われ、いつもの準備書面の打ち合わせと同じ「提出期限の前の週」で空いている日を言った。そしたら弁護士さんに「それだと時間がないのでもっとはやくしたほうがいいです。陳述書は時間がかかりますよ」と言われ、もっとはやい日で打ち合わせになった。

５回目の裁判　後半

現実では２月末に裁判終わりました。過去の記録です。********************「期日報告書」には下記のことが書かれていた。相手方は第２準備書面を陳述しました。裁判官と今度の進行について協議したところ、双方の主張を書いた陳述書を提出したあと、次回期日で裁判官の心証を教えてもらうことになりました。また、次回期日で裁判官から和解の話がある予定ですが、和解がまとまらない場合、尋問の手続きに進みます。尋問にはあいこ様も出頭していただきますので、日程の調整をお願いします。また○月○日までにあいこ様の陳述書を提出します。陳述書の下書きはあいこ様に作成していただきますのでその打ち合わせをお願いします。ついにきた。尋問がある。そのまえに陳述書を提出・・弁護士さんがつくる場合もある、とネットで見たけれど、わたしがつくるのか･･･尋問の予定期日も、もう記載されていた。一茶が休みの火曜日だった。これで尋問の時には一茶がいる。終わりが見えたようだった。「陳述書を提出する頃には裁判官の心証はある程度決まっている」ネットで調べたときにそういう文言を見たのでということは裁判官の心証決まってるの？どういう心証なの？　と気になった。そして思った。向こうは訴状を含めるとわたしより一回多く主張している。･･･なんで？こっちがもう一回主張せんと公平じゃないやん。むこうの「普通はこう考えるのが自然」ていう主張に対して、証拠を出して反論したい。このままだと「こう考えるのが自然」ていうむこうのつくり話を、裁判官が　「うんうん、そうだね」って思っとるかもしれんってこと？納得いかなくて、弁護士さんに電話した。弁護士さんには「こちらでこれまでのような“ 準備書面”を提出することは可能です。でも、陳述書の中であいこさんが反論を主張する方がいいと思います。」と言われた。それだけ聞いたら「弁護士さんは準備書面をつくる手間を省きたいからそう言ってんの？」とも思えたけど、(マイナス思考)「陳述書」には「準備書面」と違う大事な部分があることを教えてくれた。**************************ここからはどうでもいい話。わたしが「避妊具購入して局部痛むって言ってるからはじめてセックスしたのは５月です！」って、ずっと譲らなかった主張。むこうの書面で「だからといって、５月とは言えない。少なくとも”性交類似行為”は４月だ」と言ってきた。ちょっとおもしろかった。