※※前回の記事の続きです※※

ライブレポGARI編から!(∩´。•ω•)⊃ドゾ-▶【2018.9.8【JAWEYE×GARI】@渋谷club asia《GARI》




JAWEYE


上田 浩平  (Vo&Gt.)
高橋コースケ  (Mani.)
松尾 篤佳  (Dr.)
サカイ ヒロユキ  (Ba.)
原 周平  (Gt.)

JAWEYE(ジョアイ)は2010年に結成し、活動しています。

JAWEYEもまた海外でライブを行なっていて、2015年にアメリカのロサンゼルスで開催された「JAPAN EXPO LA」に出演しているんですよね。

こちらはライブ映像とインタビュー映像です!


USだけでなく、JAWEYEの音楽なら日本のカルチャーや音楽が盛んなヨーロッパでも絶対ウケると思ってます。


そんなJAWEYEのジャンルは…

JAWEYEもカテゴライズするの難しいんですよね。

USでのインタビュー動画でも説明がありましたが。
サウンドのベースはエレクトロなデジタルロックなんですが、英詞でオルタナティブロックっぽい曲もあれば、しっかり日本語で邦ロックっぽかったり、エモーショナルな曲もあったり。

もう私の表現で言って、
「ジョアイ」
っていうジャンルかもしれません←

ライブで、Vo&Gt.上田さんも似たようなことをおっしゃっていたんですが、色んな曲風だったりジャンルを取り入れてるんですよね。
色んな音楽から影響は受けているとは思いますが、誰の真似もしてないし、曲調が他のバンドの曲と似てる曲はあっても、似てるバンドは居ません。
彼らの好きな音楽やリスペクトしている音楽を上手く吸収してオリジナリティを発揮しているように思います。


私、これらの曲がデビューアルバムに収録されてる曲っていうのが結構衝撃だったんですよ。
完成度も演奏技術も高いし、初めて聴いたときから好きな曲たちです。

Mark Up (for days)

and Cry

CRACK

STARGAZER

曲はもちろん、MVもカッコイイです!

これらの曲たちはJAWEYEの1stアルバム「PULSE」に収録されています。



さて。
ライブレポの前にJAWEYEに対する私の個人的な思いとエピソードを前置きします。


実はJAWEYEは、私が9年前から大好きな福岡発のバンドsupernovaがちょくちょく対バンしてたので観たことはあったのですが、ちゃんと聴き始めたのは最近です。

今年5月に渋谷club asiaで行なわれたGARI主催のイベントでJAWEYEが出ていて。

私はライブハウス行くの自体何年かぶりだったけど、ふと、久しぶりに行こう!って気持ちになったんです。
いろいろ気持ち的にも余裕が出来たから、ライブ告知見て思い立って。

supernovaのベーシストSSM(サカイヒロユキ)さんがJAWEYEに加入したのはずっと前から知っていたけど、すすむさん加入してからのJAWEYEを観るのは初めてで、曲はあえてそんなに予習もせずに渋谷club asiaへ行ったんですよね。

そのとき、いい意味で
「えーっ!JAWEYEってこんなだったっけ?!」
って度肝抜きました。

学生時代からライブやフェスやらたくさん行ってた私でしたが、supernovaが無期限活動休止した5年前あたりから個人的にも色々あってライブ自体に行かなくなって、気持ち的にも自然に塞ぎ込んでいたり、社会人の事情だったりで行けてなかったんです。

でも、その日JAWEYEを観て、ハッとしました。

9年前の5月にsupernovaを初めて観た場所が、その日居た渋谷club asiaだったので、そのときの鮮明な音と映像の記憶から、走馬灯のように全部全部…思い出したんです。
それも、もの凄いスピードで。

その9年前からタイムスリップしてきたかのように。

長い長い夢から、一気に目が覚めた感覚で。

不思議な気持ちになって。

気付いたら目の前でJAWEYEが演奏していて。

私は、随分と時が経っていたことにそのとき気付いたんです。
当たり前のことなんですけど、その当たり前のことに今更気付いてしまったというか。

大袈裟とかじゃなくて、本当にそんな体験をしたんです。

すすむさんが加入してからのアルバム「Humanizer」に収録されている
▶【Instant Instanceとか、そのライブで初めて聴く曲なのに、自然と泣いていたりして。
もう何で泣いてるかもわからない。

ただ1回聴いただけですごい印象に残って。
その世界観に吸い込まれていくようで、鳥肌立ちました。

バンドって色んな事情で脱退だったり休止だったり解散だったり…
やっぱり音楽を生んでいるのは人間だから、それぞれの人生があったりして、本当にやむを得ない事情で…色々ありますよね。
JAWEYEもメンバーさんの脱退など、辛いことや苦しいこともあったと思うけど、ベースのすすむさんやギターの原さんが加入して、建て直して、どんどん突き進んでいて。

そんなJAWEYEのパフォーマンスから、ものすごい強さを感じたんです。
奏でる楽器の音から感じるエネルギー、歌から感じ取れるパワー。

風なんか吹いてないのに、まるで真正面から突風が吹いたかのようにそれらのエネルギーを受けて、本当にハッと息を飲んで…
色んなことに気付かされたんです。

だから私はその日以来、これからは時間つくってライブに行こうって決めたんです。
元気ももらいましたし。

私は窓のない閉鎖的な空間がキライなんですが、ライブハウスは大好きです。
自分がバンド活動していたときも、観る側になった今も。

決して幻ではない夢を見せてくれる、異空間になるからです。
好きな音が鳴れば、リアルなのに現実世界とは離れた特別な世界になるんです。


そんな5月の不思議な体験を経て、それ以降は2回JAWEYEを観に行き、ツアーファイナルへ。

セットリストは1stアルバムから最新作「epsilon」まで盛りだくさん!

他にも盛り上がる曲をたくさん演奏していましたが、epsilonツアーファイナルということで、アルバムの曲から、私の気になる曲を個人的な想いと一緒に、ピックアップしてレポートしますね。


「epsilon」より
on the ice

MVを観ていただくとわかるように歌詞がちょっと切ないんですが、優しさに包まれたメロディと音で構成されています。

私自身はクラシックからポピュラーな音楽まで色んな音楽の道を通ってきて
現在は日本のバンドだとMONOLITEte'など
海外でもカナダのGodspeed You! Black EmperorやUKのMogwai65daysofstaticなどのポストロック/マスロック、ボーカルレスなインストバンドに落ち着いているところに視点を当てれば
「音楽は歌より音」派で、リズムや音そのものが好きな音楽ファンです。

もちろんその他の歌入りの多くの海外の音楽も大好きで、母国語でない言語で歌っている曲は音やリズムとして聴こえるんです(JAWEYEの曲の中にも私が"音"として聴こえる曲と、"歌"として聴こえる曲、両方あります)
だから心地よく聴けていて。
歌詞もあとから気になった曲は見たりしますが、あまり音ほどは気にしません。

ただ、この「on the ice」は音源より先に、このMVが発表されたので、自然と歌詞も見ながら聴いて、歌詞を見ながら聴くのもいいなって思いました。

ライブでも愛に溢れる優しさと繊細さを感じるパフォーマンスをしていましたが、どこか芯の強さを感じました。


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Apple Musicで聴けます。

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(私はAmazonで買いました!)


このアルバムepsilonの5曲目の▶【アナグラムという曲、私好きなんです。

最近SNSとかでも誰かを傷付けるような言葉が書かれていることがあったりして。
自分へ向けられた言葉じゃなかったとしても、自分がダメージを受けてしまったり。
でもこの曲の歌詞にあるように、そんな"人を傷付けるような言葉"でも
「色のない五十音も組み替えてしまえば誰かの希望になる、そんな魔法誰もが使えるんだ」って。

「流されながら飲み込まれたりしながら」
「流されないように飲み込まれないように」必死にもがいて生きている。
そんな人たちを肯定してくれる。そんな曲。

ツアーファイナルで演奏する前にVo&Gt.上田さんが、そんなお話をされていました。


確かに私もあるな、って。
あまりそうは見られないけど、私は割と気が小さいので結構人から何気なく言われたことを気にしてしまうんですよね。

私は、幼少期に実の母親から受けた言葉や暴力などで、自尊心が育たないまま大人になりました。
だから特に、だと思います。

いつも「自分は人から嫌われている」って、誰にも言われていないのに、そう思いながら人と接してしまうから、10代の頃までは、私なんかが人から優しくされる意味が本当にわからなかったり。
私は何もしなくても人から嫌われるのが当たり前だと思っていたから、優しくしてくれる人の気が知れなくて。
自分のことを一番信用していないから、人の優しさを信用できなかったり。
仲良くなりたくても突然拒絶してまったり、「仲良くなりたい」という自分の意志とは逆に、潜在意識では親密になることを避けたり。
自己否定や見捨てられ不安が強くて、どうしても人の顔色伺ってしまって…。

ずっと自分の性格だと思って苦しんでいたので、その症状が過去の背景が原因だったなんて気付きもしなくて(詳細は今度ブログでまたお話しします)

でもやっと、私は22歳のときに自分で実の母親との絶縁の道を選び、今はそこから這い上がってきて、もう一切関わってないので今はだいぶその症状も緩和されていますし、乗り越えているので大丈夫です!

でもね、やっぱり幼少期に植え付けられた恐怖っていうのはなかなか自分では簡単に引っこ抜けないもので、そのキッカケさえあれば、そのときの恐怖を思い出してしまったりね。

ただ、それでも私は人が大好きなんですよね。

とにかく人が大好きです。
自分は例えどれだけ傷付けられても、人には絶対にしてはいけないって思うし、男女問わず私と関わってくれる人に対しては愛情深い思いがいつもあります。


「アナグラム」という曲にも、そんな愛情深さが感じられます。

これは、歌モノになるんですかね。
私基本的に商業音楽とか歌モノの曲が響かないことが多いんですが、JAWEYEの「アナグラム」は何故かスッと真っ直ぐ心に入ってきたんです。
私には、しっかり"歌"に聴こえる曲です。

ちゃんと言葉の一つ一つが入ってくる感覚。

「言霊(ことだま)」って言って「言魂」なんて書いたりもしますけど、本当に言葉に魂が宿ってる感じ。
…なんて言うとちょっと宗教くさい気もしますが(宗教とかやってないです)
今まで生きてきた、まだまだ短い人生経験の中で、個人的にあると思ってるんですよね。

言霊のチカラ次第で幸せにも不幸にもなる、みたいな。

このツアーファイナルで上田さんがおっしゃっていたお話しと、この「アナグラム」という曲と、そういう私の考えがリンクしました。

ライブでは歌い出しから音源以上に、歌詞の一つ一つを丁寧に歌い上げていて。
音源以上に、その空間の音の振動と共に、強くて優しい想いが伝わってきました。

ホント今は普段、日本語の歌という"歌"を聴かないんですが、JAWEYEの"歌"は特別です。
でもそれは不思議なことではないんです。

ビジネスや商業よりも、「音を楽しむ」っていう音楽の本質を大切にしながら、本当に聴いてくれてる人たちを大事にしてるっていうのが歌に反映されているからだと思うので。
だから私がちゃんとその音楽を、その歌を好きだと思えるのは、その想いが音楽通してちゃんと伝わっている証拠なんだと思っています。


このツアーファイナルで「アナグラム」という曲が、ますます好きになりました。
"好き"以上に、大切にしたくなる曲です。


そしてこれからもJAWEYEを応援します。

メディアが伝えない分は私が伝えます。

また記憶に残る、いい日になって良かったな(*^^*)

GARIと一緒に2マンにしてくれたのも本当に嬉しかったし、本当に本当にありがとうございました。
epsilonツアーお疲れ様でした!


それからライブでも告知があったんですが

12/16(日)JAWEYEワンマンライブを渋谷GUILTYにて行なうそうです!

しかも!

リクエストワンマンだそうで、曲のリクエストを受け付けてくれています!

なんとまあ…(*°°*)♥
新参者の私なんで、好きな曲があっても、まだライブで聴いたことない曲がちょくちょくあるので嬉しいです!
やってくれるかわからなくても、そのリスナー想いな企画はとっても有難いことだと思うのは私だけでしょうか…。

私はアルバム「Alternative World」「SPARK」という曲を初めて聴いたとき、イントラの仕事柄「踊れる!」と思ってしまって、自分でコリオ付けて楽しんでるくらい好きです。
構成や展開が楽しく作り込まれているので、踊ったら楽しいです♪
ただ今のところレッスンで使わせていただく予定はなく、個人で楽しんでいます。笑



1日1回、何曲でも!
11/16(金)まで投票が出来ます◎

けなげに毎日「SPARK」その他もろもろ投票しています。
ワンマンが12月だから▶【ホワイトスケール】も季節的にいいな、と思ってチェック入れてます。

まだJAWEYE知らない方や聴いたことない方も是非、曲を聴いてみて、気になったら好きな曲に投票して…
12/16(日)渋谷GUILTYへJAWEYEを観に行きましょー♪

詳細はまだ上がっていませんが、オフィシャルに上がると思いますので、その他のライブ情報や詳細などと合わせて
を要チェック!!


私はワンマンはもちろん、近いところでドギマズンもスケジュール次第では行こうかと思っております。

私は何年も前のガンギマナイトで観た以来のUZMKですが、久しぶりに観たいですね♪
JAWEYE除くと、夕闇とUZMK以外知らないバンドばっかりなので、おすすめのバンドさん居たら是非コッソリ教えてください。笑



いつも通り長くなりましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました(。•ᴗ•。)♡

私のTwitter 「@ailyn_jp」もフォロー大歓迎ですー♪

反応あると嬉しいので、気軽にコメントしたり、声かけたりしてくださいね!

では、またー!ヾ(。・v・。)