ソニア・リキエル氏(仏ファッションデザイナー)25日、パリの自宅で死去、86歳。

 パーキンソン病で長年闘病生活を送っていた。娘が明らかにした。

 パリ郊外出身。62年に体にフィットする大胆なデザインの女性向けニットを発表。当初は不評だったが、ファッション誌の表紙を飾ったことで人気に火が付き、ブリジット・バルドーなど著名女優も着用した。明るい色やストライプ柄を使用したシックなデザインが特徴で、60年代の女性解放運動の象徴にもなった。「ニットの女王」として、半世紀にわたりファッション界に君臨した。(パリAFP時事)。