*2015年10月*0歳3ヶ月*


今になって考えると、明らかに異常だった。

それは突然始まった、大量の嘔吐。



いつものように旦那を仕事に見送り、一通りの家事を済ませてから、お昼の授乳タイム。

生後3ヶ月の赤ちゃんだったりーたんは、まだまだ授乳間隔が短いが、ようやく3〜4時間に1回の授乳リズムに落ち着いて来た頃だった。



夜中の授乳もあり常に寝不足だった私は、ソファに横になり添い乳でお昼寝をさせながら、少しウトウト、、

最愛の娘に添い乳しながらのうたた寝は、なんとも幸せな時間。




そんな幸せな時間を打ち破るように、おっぱいを飲んでいた娘が突然、大量の嘔吐をした。

びっくりして飛び上がり娘を見ると、何事もなかったかのようにスッキリした顔でいる。
しかし、りーたんも私もソファも嘔吐した母乳でびっしょり濡れている。


10分程授乳していただろうか?
その間に飲んだ母乳を全て吐いたのではないか?と思うほどの大量の嘔吐。


すごく驚いたが、りーたんに変わった様子はないし、これまでも少量の嘔吐や溢乳は度々あったので、その時はあまり気にしなかった。




これが、りーたんが発した最初のSOSのサインだったのだと思う。


この時点ですぐに病院に行っていれば、りーたんはこんなに辛い思いをしなかったのかもしれない、、。


でも、私は気が付いてあげられなかった。
そして時間は過ぎる。