以前から気になっていた、黒色綺譚カナリア派を観た。
2時間引き込まれた。
男と少年、それぞれの妄想が切なかった。
少年は風貌が『星の王子様』を思わせ
だから一層
生業としている仕事と自尊心を支えに生きている姿が痛々しかった。
婆が滑稽であればあるほど、2人の哀しさが際立った。
少年たちの無邪気の狂気も、少女の闇も、怖かった。
美術が美しかった。
誰が出るのか全然知らずに行ったのだが、
おかげで、作品の世界を純粋に楽しめた気がする。
知っている役者さんが何人も出ていてびっくりした。
また、観たい。