昨日に引き続き、今日もぽち太お気に入りの映画を紹介してみましょう
今日紹介する映画は、「ライトスタッフ」です
公開当時は、それなりに話題にもなり、今でも伝記映画の金字塔と呼ばれる程評価の高い映画ですが、日本での興行成績は今一つだったような…
何せ上映時間が、二時間を楽勝で越えるため、客の回転が悪くなるからと、一部カットして上映されていたそうです
ストーリーとしては、ソ連の有人人工衛星打ち上げにビビったアメリカが、対抗するために立ち上げたジェミニ計画に参加した宇宙飛行士の物語です
最近の日本映画のように、涙を滝の様に流させようとか、アメリカ映画の主流となってるエンターテイメントごり押しでもなく、ストーリーは比較的淡々と進みます
この辺りが、とってもぽち太好み
前述の通り、主人公は6人の宇宙飛行士ですが、オープニングは人類初の超音速飛行に挑む空軍パイロットチャック・イェーガーから始まります
彼は見事人類初の超音速飛行に成功しますが、その後の宇宙飛行士への誘いに背を向けます
やがて厳しい審査と訓練に耐え抜いた6人の宇宙飛行士達の前に、動物による実験でお猿が先行して宇宙へ行き、帰ってきます
他の空軍パイロット達は、猿でも出来る仕事だと嘲笑いますが、チャックは危険を承知でミッションに挑む宇宙飛行士達を彼らこそ英雄だと讃えます
う~ん、漢は漢を知るって感じですね
カッコええわ~
そして、宇宙飛行士達は少しでも早く飛びたいと思い、順番を待ちますが、3人目の飛行士の時、素晴らしいエピソードが起こります
彼の妻は吃音癖があり、人目に晒されるのを嫌っているのですが、彼女を政治的に利用しようとする副大統領はしつこく面会を求めます
それでも拒まれると、彼女からご主人へを入れさせ、彼からの説得を試みます
しかし、彼の答えは「君の旦那として言う。君が嫌なら大統領だろうが誰だろうが、足の指一本家に入れるな」と言うものでした
このセリフだけでも痺れるほどカッコいいのですが、彼の答えに激怒した彼の上司が、飛行順の変更を盾に脅しをかけます
しかし、ここで彼の仲間でもライバルでもある、他の飛行士達が彼と上司の間に立ちはだかります
「出来るものならやってみろ」
あーっもう、カッコ良すぎるぞ
タイトルに偽り無し
まさしくライトスタッフ(正しき資質)
このシーンを思い出す度、ぽち太もかく在りたいと強く思います
結構、固そうなイメージに思えるかもしれませんが、物語のそこかしこにお笑いもちりばめられていて、楽しめる映画だと思います
DVDやブルーレイのノーカット版も発売されていますので、興味を持たれた方はどうぞ
あ、昨日の分もそうですが、あくまでぽち太の主観に基づくものですので、ご自身の責任でヨロシクです