1ヶ月経ちました

昨日、7日は月命日でした。

いまだ信じられません。信じられないというか、不思議な感覚。死というものを理解しているはずなのに、理解出来ていないような感じ。亡くなったのに、まだすぐに会話ができるというか、なにか聞いたり話したり出来る、と思ってしまって、すぐに、あ、もう出来ないんだ、と気付くことがよくあります。

現実逃避してるんだろうなあと思うけど、ちゃんと理解は当然していて、涙したり後悔したり懺悔したりの日々です。

あの時ああ言えば良かった、なんであんなこと言ったんだろう、あのこと反対しなければ良かった、とか後悔が後から後から出てきてます。きつい父に、食事をとらないと体力戻らないよ、と言ってしまったことが今は一番の後悔。父は食べたくないのに、体力つけて治療を続けるために一生懸命食べてた。ほとんど食べられなかったけどそれでもひと口でもふた口でもほんとうに一生懸命食べていた。もう治療出来ないってわたしたちは知っていたのに、もう少しでも生きていてほしいというわたしたちのエゴの為に父を騙すみたいにして食事をとらせていた。そのことがものすごく引っかかっています。

でももし今、2ヶ月くらい前には戻れたとしてもわたしたちは父を騙すみたいにして食事をとろうとろう、と言うだろうと思います。だってやっぱり少しでも生きていて欲しかったから。

でもそのことを後悔して懺悔しています。

写真も動画も見れなくなりました。元気な頃もきつくなってからのも。見るとつらくなる。遺影はいつも見てるから平気だけど、遺影の父は元気な頃の父で、それも不思議な感覚。元気な父なのにもう死んじゃっていないなんて、すごく不思議。

毎日こんな風にぐるぐるしていて、あっという間に1ヶ月。悪化してからの父は1人になることをすごく嫌がったので、誰かが必ず父といました。だから、いまだに父はひとりには出来ない。わたしはまだ仕事をしていないので、昼間はわたしが必ずや家にいます。外出は誰かと交代。50日祭までは続くと思います。50日祭というか、わたしが仕事を始めるまでは。

菊っていろんな色、種類があって持ちもいいなんて知らなかった。お葬式の時の菊は昨日まで持ちました。

この菊は昨日買ったものです。綺麗でかわいい。