そろそろ3月を目前にし
卒園、卒業、転勤、引っ越しなど
「お別れ」の季節になりますね。
以前、福岡県春日原にある絵本の専門店エルマーさん開催の内田りんたろうさんのサイン会に行き、
お会いできたことをきっかけに
「おれたち、ともだち!」シリーズにハマり、
「きになる ともだち」で
「おおかみ」の大ファンになったえりです。
今回は
「さよなら ともだち」
を読んで思うことがあったので
紹介させてください❤️
こちらは
シリーズ最新刊13作目だそうで
第1作目の「ともだちや」の前
きつねとおおかみが出会う前のお話が
かかれているのですが
「さよならは出会いのはじまり」
と前向きになれる絵本でもあります。
でもそれだけじゃない!!
のが
この絵本の良さ、、
だと感じています。
わたしが
この絵本で考えさせられるのは
【さみしい】
という気持ちについてです。
キツネは、
「立派なおとなになるために」
キツネのたくさんいる
「きつね山」をおりていきます。
*自分におきかえると、
慣れ親しんだ職場保育園からの退職
結婚、引っ越し、子育ての孤独
転勤、、
など、思わず
自分の経験を想像してしまいます。
絵本の中でも
そこで感じる「さみしさ」
今までみんなで大縄していたのに
ひとりでしか遊べない「さみしさ」
ひとりぼっちになる「さみしさ」
周りに誰もいない「さみしさ」
を、じっくり感じさせてくれる。
でも、
そのさみしさを
存分に味わっていると
キツネは行動を起こすんです
___________
さびしくてさびしくて
なにかをはじめないでは
いられなかったから
(引用)
___________
そうして、行動して・・・
「ともだちや」
(第1作目)になるんですね!!
こんな勇気があったなんて!
っと、自分でも気づかずに。
ここでね、わたしが思うのは
「さみしい」という気持ちは
マイナスなイメージがあると思いますが
このさみしい気持ちが
自分を動かす
【原動力】
になるということ。
きつねのように
いつの間にか行動できていたり
「さみしい」と感じている人に
「あなたの気持ちがわかるよ」って
【共感してあげることができるようになる】
辛い時
悲しい時
さみしい時
って絶対あると思うんだけど
そんな心の動きは
自分が行動するための原動力になる
そして、その気持ちを存分に
味わったことがあるからこそ
人の気持ちがわかるようになる
お別れって、、
すごく悲しくて悲しくて
居場所なくなる~
みんな恋しい~
戻りたい~
と、胸が苦しくてたまりません。
わたしも、そんな経験をたくさんしてきました。
居心地のいい、安心できる場所から離れる経験。
孤独のさみしさ。
でも、「さみしさ」を味わったからこそ
いま、活動する原動力になっているし
あたらしい世界に来たからこそ
出会えた場所、出会えた人がいる。
出会いを大切に思えるんです。
________
さよならは
さびしいばかりじゃないんだぜ!
引用
________
お別れすることって
すごくすごく悲しくて
涙も出て、胸が苦しくなりますよね。
でも
「さみしい」ことを
「さみしくない!」と強がらず
前向きに思おうと無理やり
気持ちを抑えこまずに
「さみしい」「さみしいんだもん!」
と、受け入れて
とことん味わったら、
味わった分だけ
新たな行動ができたり、
すてきな人、素敵な場所との
出会いが待っています❤️
おおかみが キツネに出会ったように
キツネが おおかみに出会ったように🎵
そんなことを絵本で
気づかせてくれる
内田麟太郎さん、、
本当にすごいな~
またサイン会があったときには、
必ずや絵本の感想を伝えたい!
と思います
