こんにちは、子育て講座をしていますわだえりです
先日、
前に講座をご受講してくださったママさんより
うれしいありがたいお言葉をいただきました。
朝、園に行くのがいやだ~と泣いていたとのこと、
そのときに、えりのブログを思い出し。。。
絵本の読み聞かせをしてくれたそうです



子育て講座では、
遊びのお話中心で、
絵本については、
「絵本もいいですよ」
ということくらいしか
お話していなかったのですが
ママさん自身の直感で、
「絵本いいかも」と
と感じとって、
実践してくださることが
とても素敵で、
本当に感動し、
嬉しいです。
ありがとうございます
絵本の読み聞かせがいい
って言われるのは聞きますが
なぜいいのか?
私も保育士になった当初は知りませんでした。
保育士時代には、
絵本の保育研究をしていたことから
絵本について学ぶ機会がたくさんあり
こんなに絵本の力ってすごいの?!
と驚いたことを思い出します。
そして実際に
保育園での読み聞かせの実践を通して
子どもと
絵本の世界がつながり
子どものあそびへと
発展していく姿を
目の当たりにし
また
読み手(ママや保育士)と
子どもとの心が繋がり
心が落ち着いたり、
安心してもらえたりと
信頼関係を築けること
も感じることができました。
子どもとの絆を深めることに繋がり、
わたし自身にとっても、
保育士時代の子ども達との絵本を通したエピソードがたくさんあって
それは宝物となっています
そして、
我が子が産まれ、
0歳から絵本の時間をもち、
過ごしてきました。
我が家では、毎日、寝る前に絵本時間をつくっています。
どんなに忙しくても、
日中しなくちゃいけないことがあったりして
あまりじっくり一緒にいてあげられなかったなぁなんて時にも、
この絵本の時間があると、
私も娘も
お互いに
満たされた気持ちになる
大切な時間となっています。
絵本の力って
ひとつではないのですが
まずは
絵本を読み聞かせる
もっとも大切な意味は
親子が一緒に絵本の世界にひたる
「一心同体」の世界で
喜びを
分かち合う体験にあります
「はじまりは愛着から
~人を信じ、自分を信じる子どもに~」
佐々木正美著より引用
↑
佐々木先生もこう言っています
ママの膝に座って、
子どもの背中がママの胸に触れあって
両手で抱えこんで、
両手にもった絵本を
子どもの目の前に広げて
読み聞かせが始まる。
そして、大好きなママの優しい声。
ママと一緒に絵本の世界に入って
ときは「これはなに?」「これは○○だね」
とやりとりしながら、心を通わせていく。
同じ気持ちを共有しながら過ごす
絵本の時間。
この時間が、
大きくなってからの共感力となり
喜びや悲しみ、
友達の気持ちが
わかるなどの想像力になっていきます。
ママもじっくり絵本の世界に入りこむことで
一緒に楽しめます
(私は、「おまえうまそうだな」「さっちゃんのまほうのて」「だいじょうぶだいじょうぶ」
を読むと世界に入りすぎて、うるっときてしまいます笑
でもそんなふうに、母が心動いた絵本を娘はよーく覚えています)
決して、
「頭をよくするために」
「字が読めるために」
「何かを覚えさせるため」
などという目的ではなく
まずは、「楽しむ」
読むときは
テレビも消して
ママの声に集中できるように
絵本の時間を楽しんでくださいね
絵本の読み聞かせは
お母さんと子どもが
心を通い合わせるチャンスです。
お母さんの声を聞きながら、
絵本の世界に入っていく、
それはふたりだけで
共有できる幸せな時間なのです
「子どもの見ている世界
内田信子 著より引用」
まず、
絵本の時間を子どもといっしょに楽しむ
そこで、
もう読み聞かせは大成功です