今回は🧸🎐です!






*🧸side*





もうすぐBACKSLIVEが始まる。うちの彼女の夏鈴ちゃんはそれに向けてリハやら何やらで大忙し。





今日も家で夜遅くまでダンスの練習をしている。





保「夏鈴ちゃん?頑張るのは良いけど無理はせんといてな?」





夏「分かってるよ、。」





緊張からかは分からないけど最近少しピリついている。日常の何気ない話をする時間も減ったし寝る時間も違う。ご飯を食べるタイミングも違う日がある。





気合いが入るのもすごく分かる。でも無理をしてコンディションが悪くなってしまうのは本末転倒だ。





保「なぁ夏鈴ちゃん。今日くらい休んだら?最近毎日夜遅くまでやってるやん。身体壊れんで。」





夏「いや休まん。保乃先寝てていいから。」





保「そういう意味ちゃうって。夏鈴ちゃんのことを思って言ってんねん。」





夏「心配なんかいらん。」





あぁこの子分かってないな。





なぜ恋のダンスの練習をしていたけど無理やり音楽を消してやった。





夏「ちょ、保乃邪魔せんといてや!」





保「無理。」





夏「保乃には分からんよ。。。」





保「え?」





夏「保乃にはこの悔しい気持ちが分からんやろな!」





夏鈴ちゃんの目には涙が溜まっていた。今にも溢れ出しそうなほど。





夏「自分はセンターなって、私はBACKSになった。この悔しさは絶っっっっ対に保乃には分からへんから。」





保「分からんよ。そりゃ。」





夏「ほら。やから口出さんとってって!!」





保「やったら夏鈴ちゃんは分かるん?」





夏「何が。」





保「急にセンターに選ばれて味わった事の無いほどのプレッシャーをかけられる気持ちが。」





夏「、、、。いや、、、それは、、」





保「分からんやろ?」





夏「………。」





その後夏鈴ちゃんはしばらく下を向いたままだった。





床にはポツポツと、何滴も涙が落ちた。





ギュッ





泣いている夏鈴ちゃんを私はそっと抱き締めた。





保「私は、そのプレッシャーに押し潰されそうな時に夏鈴ちゃんにめっちゃ助けられた。自分のやり方でいいんよ、他人と比べなくて良いって言ってくれて。」





あの時は本当に助けられた。





自分なんかでいいのだろうか。売れなくなってしまうかもしれない。そんな不安で毎日毎日泣いていた。でも夏鈴ちゃんがいつも寄り添ってくれて、、、、、。ただ、抱きしめてくれた。





保「ほんまにその時心に余裕が出来た。そうだ、自分のやり方でできることをすればいいんやって。」





夏「………グスンッ」





保「やから夏鈴ちゃん?」





夏「ん、、、?」





保「私を頼って?」





夏「うぅぅ………グスンッ」






泣くことは人にとって1番のストレス発散方法らしい。そう、これが狙いだ。普段はクールであまり自分の感情を表に出さない夏鈴ちゃん。思う存分泣いていいんだよ。





保「よしよし、大丈夫やからね。」





相当我慢してたんやろな。珍しく感情を大にして声をあげて泣いている。





夏「次は………グスンッ」





保「ん?」





夏「次はまた絶対に………グスンッ」





何かを言おうとしているのは分かる。でも泣いているから呼吸が乱れて上手く話せていない。





保「ゆっくりでいいよ。」





夏「次は、絶対にエイトに戻る。」





夏鈴ちゃんの覚悟の言葉を聞いた。





保「よし。」





少し落ち着いてきたかな。





夏「保乃。ほんまにありがとうな。それからごめん。さっきはあんな事言っちゃって。」





保「いやいや。全然いいよ?ただ頼ってな?」





夏「うん!」





夏鈴ちゃんがニコッと微笑んでまた抱き着いてきた。





保「あ、夏鈴ちゃんやっと笑った」





ずっと不安そうな顔をしていた。

私の大好きな顔をやっと見れた。





夏「保乃、大好きやで。」





保「………//////」





無理。不意打ちの大好きは無理です。キュン死してしまいます。





夏「照れてんの笑」





保「べ、別に照れてへんし!」





夏「ふふ。可愛い笑」





やばい。顔が熱い。





夏「で?保乃はどうなん?」





保「え?」





夏「夏鈴のこと好き?」





保「えぇ〜?どうやろな〜?笑」





久々に夏鈴ちゃんの笑顔を見れたのが嬉しくて少しからかった。





夏「言ってや〜」





保「夏鈴ちゃん大好き。愛してんで。」





あ〜無理無理無理!恥ずかしすぎる!





夏「ふふ、知ってる笑」





この余裕がある感じ。久々だな。私はやっぱりこの夏鈴ちゃんが好きだ。





保「ねぇ、久しぶりに一緒に寝よ?」





夏「え、それ誘ってる?」





保「いやそんなつもりは…!」





夏「ん、、」





保「ん、!」





夏鈴ちゃんが急にキスしてきた。





夏「保乃なりの誘い方やんな。お応えして差し上げるわ」





保「でも早く寝た方が…」





夏「大丈夫すぐ終わらす。それに最近してへんかったやろ?溜まってんねん夏鈴も。」





はぁぁぁぁかっこいい。一生付いてきます。





夏「よっと」





保「ちょっ…」





お姫様抱っこをされベットに優しく寝転ばせてくれた。





夏「保乃、愛してる。」





保「私もだよ。」





この後、2時間ほどしっかり襲われたのはまた別の話…………。




ここまでお読みいただきありがとうございました!

短めやし最後雑ですが許してください汗汗

また読みに来てくださいね!