🧸🌱ですが今回はグループ要素強めです!





*🌱side*





12月31日





紅白が終わり、みんなで一緒に年を越すべく楽屋に集まっている。





私はこの空気が好きだ。ずっと誰も卒業しないでこのまま続いて欲しい、なんて思ってしまうほど。





なんてはしゃいでいる皆のことを見ながら考えているともうそろそろ2021年が終わる頃だった。





菅「じゃあ集まって!」





その菅井さんの言葉で全員の顔が全員見えるように円になって集まる。横にはもちろん恋人が。





菅「今年もほんとに色んな事があったね。櫻坂になって初めての全国ツアーも開催できて、MTVさんから世界的な賞も頂いて。」





菅井さんが今年を振り返る。あぁ、本当に色んなことがあったな。





菅「それから……」





冬「友香、時間そろそろやばい」





菅「え、あ、ほんとだ!じゃあ皆クラッカーもって!」





菅井さんのポンコツっぷりも健在だ。





私は1つのクラッカーを手にした。





菅「皆今年もありがとうございました!櫻坂に関わって下さった全ての人に感謝を!」





さすが。ポンコツでもまとめる時はしっかりまとめるのがうちのキャプテン菅井友香だ。





あと30秒で今年が終わる。





菅「10秒からカウントダウンね!」





ひ「保乃ちゃん、今年もありがとう。」





そう小声で保乃ちゃんだけに聞こえるように呟いた。それに反応するように私の手をぎゅっと握ってきた。





保「こちらこそだよ。」





そろそろだ





皆「10!9!8!7!6!5!4!3!2!1!」





皆「ハッピーニューイヤー!!!」





2022年が始まった。





クラッカーの音が鳴り響き、元気いっぱいの皆の声が聞こえる。自然と笑顔になる。





2022年の第一声はもう大分前から決めていた。





私の大好きな人に向ける言葉。





ひ「保乃ちゃん、いつもたくさんの幸せをありがとう。大好きだよ。今年もよろしくね。」





2021年最後の言葉も、2022年最初の言葉も、私の1番大切な人だけに向けて。





保「ううん、こちらこそだよ。ひいちゃんもたくさんの愛をくれてありがとう。私は世界で1番幸せだよ。」





保乃ちゃんからの言葉につい頬が緩む。





保「大好きだよ。」





あ、ダメだ。涙が勝手に溢れてくる。泣かないって決めてたのに。





保乃ちゃんが無言で背中を摩ってくれる。





松「え、ひかるどうしたの?!」





夏「保乃が泣かせた。」





保「いや保乃ちゃうって!」





夏「どう足掻いても保乃やで笑」





天「何言ったん笑」





保「大好きだよ〜って言ったんやけど…」





井「うわ新年早々イチャイチャしとる」





菅「まぁまぁ笑  そりゃ恋人なんだし仕方ないよ笑」





理「じゃあ私も言っちゃお〜」





菅「え?」





理「由依!大好きだよ!」





由「…/////」






私が泣いてる事にすぐ気付く人。誰が泣かせたかチクる人。冷やかしてくる人。同じように恋人に愛を伝える人。それに照れる人。それからよそで写真をとる人。





本当に色々な人がいる。全員違う。





そんな人達が1つの場所に集まり、喜怒哀楽を共にする。





私は、この空気が大好きだ。






保「とにかくひいちゃん、今年もよろしくね!」





ひ「うぅぅ、、よろしくねぇ、、、グスンッ」





そう言って保乃ちゃんに抱きついた。





保「もぉ〜甘えん坊さんやなぁ笑」





ひ「だって……仕方ないじゃん…グスンッ」





理「あー保乃ちゃんずるい!私も!」





理佐さんが由依さんに抱きついた。





由「ちょっ…!!みんな見てるから…//」





菅「理佐もすぐ保乃ちゃんの真似しないの〜笑」





みんな笑ってる。





これが幸せか。





私が好きなこの空間。





この人とたちだったら、、何処へだって行ける気がする。





私は櫻坂46が大好きだ。







ここまでお読みいただきありがとうございます!

過去一の謎作品失礼します笑