一応昨日の続きです!笑






*ひかるside*





ピピピピッピピピピッ





いつもより少し遅めに設定した目覚ましをいつも通りノー

ルックで消す。窓から日光が差し込む。横を見ると世界一

可愛い顔で眠っている恋人がいる。



ちょっとくらいいいよね…





チュッ





ほ「んん…ひいちゃん…?」






ひ「あ、ごめん起こしちゃった?」






バレたかな…バレてないといいんだけど…






ほ「ひいちゃん、今何したん…?」






あ〜〜気付いたか。よし誤魔化そう。






ひ「え?何もしてないけど?」






ほ「嘘つけ。ほのにキスしたやろ」






ひ「////気付いてんなら、言わせんでよ…。ほのちゃんが

    可愛い顔で寝てるのが悪いんよ!!」






あ〜恥ずかしい!!!自分でも顔が真っ赤って分かるほど

熱くなっていた。朝から何してんだろ……と我に返ったと

き、






バサッ






ほ「もお〜ひいちゃん可愛い!好き!」






急に腕を引っ張られて布団に吸い込まれるようにほのちゃ

んに抱き締められた。






ほ「どんだけほののこと好きなん?笑」






ひ「もお〜はい終わり!起きるよ!」






そう言って布団をめくりあげて起きるよう促した。






ほ「ねえ〜教えてよ〜!」







世界で1番愛してる………って本当はこの時言ってあげたか

ったけどこの言葉は今日の夜に伝えるって前から決めてたんだ……!!




〜〜〜数日前〜〜〜



ブーブーブー




ん?夏鈴から電話だ。なんだろ珍しい。





ひ「もしもし?」





か「あ、もしもしひかる?」





ひ「どしたん〜?」





か「ほのにクリスマスプレゼントってもう買った?」





ひ「あ〜明日買いに行こうと思ってたところ」





か「何買うか決めてる?」





ひ「それがさ全然思い浮かばなくて…笑」





か「え、ほんまに!ほのな、ペアリング欲しいらしいで」





ひ「え!!どこ情報!!?」





か「ほの本人情報やけど笑」





ひ「ほんとに!?」





か「うん笑さっきオーストラリアとかのサンタさんってサ

     ーフィン乗りながら空飛んでるんかな〜って話しとって

     んな?そしたら今なら何欲しいかって話になってん。あ

     〜これチャンスや〜思って聞き出しといた笑」





どんな話しとるんってツッコミたくなったけどそんな事な

んてどうでも良くなるくらい夏鈴がいい仕事をしてくれた。





ひ「夏鈴グッジョブ!!助かった!!」





か「いーえ笑保乃のこと喜ばしたりや!!」





ひ「任せんしゃい!ありがとう!」





か「はい、じゃあね〜!」





ひ「またね〜」





夏鈴!!やってくれるじゃないか!!

この情報を聞いた私はすぐにショッピングモールに向かっ

た。





ひ「その前に銀行寄ろ……」







てな事がありまして……。今から夜ご飯なのでその後に渡

そうと思います!





ほ「よぉし準備完了!」





ひ「うわ〜もう美味しそうすぎる!」





ほ「さ、食べよ食べよ!」





ひ&ほ「いただきます!!!」





今日はとっておきの夜ご飯を準備した。いつもより豪華な

サラダにチキンにスープにケーキまで。美味しそうに頬張

る保乃ちゃんを一生見ていたい。





ほ「あ〜ひいちゃんほっぺにスープ付いてんで笑」





ひ「え!とってとって!」





ほ「も〜しゃーないなー笑」





保乃ちゃんは指で私の口に触れその指を自分で舐めた。





ひ「ちょっと…!」





ほ「ん?」





この反応は、さっきの行動は素でやってるという事を証明

していた。どこまであざといんだこの子は!!





ひ「ううん、何でもない!」





ほ「そっか(^^)」





その後も他愛の無い話をしたり保乃ちゃんの可愛さに気絶

しそうになったりしながらご飯を食べた。





ひ&ほ「ご馳走様でした!」





ほ「よし、ケーキ持ってくる!」





今だ!





ひ「ちょっと待って…!」





ほ「ん?どしたん?」





ひ「まあまあ、横座って?」






保乃ちゃんが座ったのを確認してから予め机の下に隠して

いた紙袋を取り出した。





ひ「はい、メリークリスマス!私からのプレゼント!」





ほ「え……!」





ひ「開けてみて…」





保乃ちゃん喜んでくれるかな………





ほ「………グスンッ」





ひ「え?!ちょっっえ?!」





何で泣いてるの!!!





ほ「これ……ペアリング………グスンッ」





ひ「うん、そうだよ」





今、今言うべきタイミングだよね…

よし、深呼吸してっと





ひ「田村保乃さん。私は貴方を世界で1番愛しています。だ

   から、だから……」





やばい…泣いてる保乃ちゃん見たら自分も泣けてきた……





ひ「だから、私から一生離れないでください。」





ほ「ううぅ…一生離れない〜グスンッ」





そう言って保乃ちゃんが勢いよく抱きついてきた。





ひ「ごめん、こんな在り来りな言葉しか言えんくて」





ほ「ううん、誰に言われるよりも1番嬉しい…!」





ひ「はあ〜緊張した〜笑」





ほ「リング、ひいちゃんに付けて欲しいな」





ひ「あ、もちろん!」





そっと保乃ちゃんの細い指にリングをはめた。





ほ「ひいちゃんのはほのが付けてあげる!」





ひ「えへへ、ありがとう」





ほ「ひいちゃん、ほんまにありがとうな。こんなに愛を伝えて  くれて。やっぱり保乃にはひいちゃんしかおらん。」





ひ「私にも保乃ちゃんしか居ない。」





ほ「保乃からも言わせて。大好きです。ずっと一緒にいてく

     ださい。」





ひ「うん…グスンッ絶対絶対ずっと一緒にいる」





折角涙が止まったと思ったのにまた溢れてきた。





グイッ





チュッ





保乃ちゃんに優しく頬を両手で挟まれ唇が重なった。

あぁ、幸せだな………。





ほ「ふふ、何か照れるな…笑笑」





ひ「だね…笑よし、ケーキ食べよケーキ!保乃ちゃんの好きなやつだよ〜!!」





ほ「やった〜!食べよ食べよ〜!!」





無邪気に笑うその姿。

私はその笑顔を守るために生きてるんだ。

何があっても、2人で手を取り合って生きていこう。

世界で1番愛する君と…………。






ここまでお読みいただきありがとうございました!

クリスマスですね〜🤶

今日はこの後初めての裏もあげる予定です(謎告知)

では!